ノラ・ジョーンズを聴いていると、なぜか、リッキー・リー・ジョーンズが聴きたくなった。Chuck E's in Love は、大好きな曲だ。
リッキー・リー・ジョーンズ Chuck E's In Love http://www.youtube.com/watch?v=o-skfqam0-I&feature=related
ノラ・ジョーンズを聴いていると、なぜか、リッキー・リー・ジョーンズが聴きたくなった。Chuck E's in Love は、大好きな曲だ。
リッキー・リー・ジョーンズ Chuck E's In Love http://www.youtube.com/watch?v=o-skfqam0-I&feature=related
リック・ベッソン原案、ピエール・モレル監督の『パリより愛をこめて From Paris with Love』をみていると、強面のCAI捜査官ジョン・トラボルタが、テロリスト追跡の大カーチェイスの最中、ラジオから流れる“Close To You”(邦題 遙かなる影)に、「俺、じつはこの曲、好きなんだ。人には言うな」みたいなことを、テレながらいう。笑ってしまった。
スキンヘッドで、ハチャメチャに粗暴で強い、この映画のジョン・トラボルタに、たしかにメローでセンチメンタルな“Close To You”は、ふさわしくない。しかし、トラボルタのようにハンサムではなく、きわめて凶悪な人相で、スキンヘッドだが、わたしも、じつは“Close To You”が好きなのだ。
この映画のサントラに流れるのは、イギリスの歌手、マット・モンローが歌う“Close To You”だ。マット・モンローのカバーをつかったのは、この映画のタイトル From Paris with Love が、マット・モンローがテーマを歌って大ヒットした、007映画『ロシアより愛をこめて From Russia with Love』のパロディーだからだろう。
YouTubeで、マット・モンロー盤がみつからないが、フランク・シナトラのバージョンが、マット・モンローのスタイルにかぎりなく近いだろう。
フランク・シナトラ (They Long To Be) Close To You http://www.youtube.com/watch?v=Yi9Mlbs6OPM
この曲は、もちろんバート・バカラックとハル・デヴィッドがつくった名曲で、1970年(昭和45年)にカーペンターズのカバーが大ヒットした。だが、オリジナルのレコーディングは、1963年(昭和38年)、俳優のリチャード・チェンバレンだ。
リチャード・チェンバレン They Long To Be Close To You http://www.youtube.com/watch?v=EPdSYxhacY8
このときリチャード・チェンバレンは、テレビシリーズの『ドクター・キルデア』の主演で抜群に人気があった。ハンサムなだけでなく、歌も俳優の余芸の域をこえてじつに上手かった。
『ドクター・キルデア』は、テレビ創成期の日本でも放映されて人気があった。あの時代、『ドクター・キルデア』や『ベン・ケーシー』に感化されて医者を志した若者も多かったのじゃないだろうか。
カーペンターズ Close To You http://www.youtube.com/watch?v=6inwzOooXRU
バーブラ・ストライサンドとバート・バカラックのClose To You が、またいいのだ。
バーブラ・ストライサンドとバート・バカラック Close To You http://www.youtube.com/watch?v=52jkbJrTwBw