オリンピックも終わり(まるっきりブログネタにはしなかったけど人並みには見てましたがな)関連報道も終わったここのところ医療関係のニュースが目に付いたので。
殆どムカつき記事なので筆(タイピング)が滑りすぎるかもなのでお嫌ならするーしてくださいませ。
まず 福島の県立大野病院事件。
無罪になったそうですが、当然のことでしょう。
確かに遺族にはお気の毒だし、娘や妻を亡くして感情のやり場がなかったことも推察される。 色々な患者がいて色々な家族がいるのはわかる。
ムカついたのは福島県警と検察です。そういう家族感情ってのを鵜呑みにしたのかどうかは知らないが、これを医師個人の刑事事件として逮捕、起訴するってね・・・
今回の裁判で普通の医療行為をしたと認められた現役医師が、当時カメラの前で手錠をかけられ連行される姿は本当にショックだった。私の周りの医療関係者で怒らなかった人はいなかったと思う。
その後 全国での産科施設の廃業、産科医になろうとする医学生の激減は 全部あんたたちの責任だよ と思う。
結果、産む施設も確保できないで 少子化なんてあたりまえじゃないか。
あと 3日前くらいの新聞記事。患者は様づけかさんづけかの問題。
一時は「様」という呼称で統一されていた患者の呼び方が また「さん」づけに戻りつつあるとか・・・
様と呼ぶことから ある一部の人たちを刺激してモンスターペイシェント化させる傾向があるとか。また 患者の方も様と呼ばれるのに違和感を覚えることが多いとか・・・
そもそも様と呼ばせたがったのは、厚生労働省の「医療サービス向上委員会」なんですとさ。
様とよばせりゃサービス向上になるんだよっていう 医療現場と患者双方をバカにした上から指導。ホントに自分たち以外はみんなアホと思ってる役人の考えそうなことだとある意味感銘を受けてしまう。
私自身で考えたって 様と呼ばれて気分がいいかいな? 空々しさしか感じないと思うけどな。
本質を変えないでとりあえずオブラードに包もうとするのが好きなのは知ってるけど(お役人)あまり医療現場ってそのやり方はそぐわないと思うのですが。
確かに昔は エラそうすぎる医者や説明したがらない医者って居たけど、最近それじゃやってられなくなってますよね。
セカンドオピニオンを求めるのも、今は常識になっている。そういう事を担当医に遠慮してしまうって風潮があったのって、そう昔の事じゃないから、そういう点の変化のスピードってここのところ速かったと思う。
それはもちろん悪い事ではないが、あまりにも患者側の権利、主張の保護傾向に力のベクトルが行き過ぎてしまったことも 医療現場の萎縮の原因になったのじゃないかなあと思う。
だからここのところ患者側にふられすぎていた振り子を少々戻そうとしている傾向があるような気もする。
要は医師も患者も普通に常識をもってお互い尊重しあえばいいことであり 様で呼べだのさんでいいよだの あんたら(厚生労働省)に指導される筋合いはないのになとも思う。
もう一つ 厚生労働省と文部科学省によって行われた「医学部定員増・臨床研修のモデル事業に関する説明会」
医者が足りなくて医療崩壊ですってさ、都市部に新人医師が集中して地方の医療の空洞化だってさ。後期臨床研修制度を発足させて医局制度を崩壊させたのはどちら様なんだろう?
だいたい ゆとり教育だの医療改革だの やればやるほど世の中をおかしくさせてるこの二つのお役所が合同説明会を開くってのも恐ろしいんですけど・・・
こういうニュースを見ていると 「事件は会議室で起きているんじゃない」のせりふを思い出してしまう。
だいたい医師になろうなんて人は、世間一般の人が思うよりははるかに 金儲けしようと言うよりは、単純に人助けがしたいと思ってる人が多いと思う。
そうじゃなけりゃ3Kの仕事を 一般的に想像されているよりずっと少ない給料と福利厚生の殆どない職場で(あっ これは勤務医のハナシね)、自分の家庭じゃ女房子供を殆どほったらかしてやらねえよ って思うのですが。
そういう普通の医師がやっている努力を殆ど報道せず 何かコトがあるとことさらに騒ぎ立てて悪者扱いするマスコミにも腹がたつのよね。あんたたちの方がよっぽどいい給料もらってるよ(大新聞社員、大出版社員やTV局員サマとか) と 言いたい。
今の医療崩壊って呼ばれるものって 現場で働く医師たち自身の問題と言うよりも 周囲のいじりたがりとおせっかいが裏目に出て起こったものじゃないかと思うのですが。
例を出せば、確かに医局制度って問題な部分もあったけど、公正で普通に判断する教授のいる医局はきちんと地方にも医師を派遣しつつ ちゃんと廻っていたではないですか。そういう路線を踏襲しつつ、行き過ぎた部分を是正するくらいでよかったのではないかいな?
単純に定員増やしたって 産科 小児科 外科系に新卒者がすすむかいな?僻地にすすんで行くもんかいな? と思うけどな。
なんだか 怒りにかられて全然まとまりが無くなってきたので これにて終了いたします。
殆どムカつき記事なので筆(タイピング)が滑りすぎるかもなのでお嫌ならするーしてくださいませ。
まず 福島の県立大野病院事件。
無罪になったそうですが、当然のことでしょう。
確かに遺族にはお気の毒だし、娘や妻を亡くして感情のやり場がなかったことも推察される。 色々な患者がいて色々な家族がいるのはわかる。
ムカついたのは福島県警と検察です。そういう家族感情ってのを鵜呑みにしたのかどうかは知らないが、これを医師個人の刑事事件として逮捕、起訴するってね・・・
今回の裁判で普通の医療行為をしたと認められた現役医師が、当時カメラの前で手錠をかけられ連行される姿は本当にショックだった。私の周りの医療関係者で怒らなかった人はいなかったと思う。
その後 全国での産科施設の廃業、産科医になろうとする医学生の激減は 全部あんたたちの責任だよ と思う。
結果、産む施設も確保できないで 少子化なんてあたりまえじゃないか。
あと 3日前くらいの新聞記事。患者は様づけかさんづけかの問題。
一時は「様」という呼称で統一されていた患者の呼び方が また「さん」づけに戻りつつあるとか・・・
様と呼ぶことから ある一部の人たちを刺激してモンスターペイシェント化させる傾向があるとか。また 患者の方も様と呼ばれるのに違和感を覚えることが多いとか・・・
そもそも様と呼ばせたがったのは、厚生労働省の「医療サービス向上委員会」なんですとさ。
様とよばせりゃサービス向上になるんだよっていう 医療現場と患者双方をバカにした上から指導。ホントに自分たち以外はみんなアホと思ってる役人の考えそうなことだとある意味感銘を受けてしまう。
私自身で考えたって 様と呼ばれて気分がいいかいな? 空々しさしか感じないと思うけどな。
本質を変えないでとりあえずオブラードに包もうとするのが好きなのは知ってるけど(お役人)あまり医療現場ってそのやり方はそぐわないと思うのですが。
確かに昔は エラそうすぎる医者や説明したがらない医者って居たけど、最近それじゃやってられなくなってますよね。
セカンドオピニオンを求めるのも、今は常識になっている。そういう事を担当医に遠慮してしまうって風潮があったのって、そう昔の事じゃないから、そういう点の変化のスピードってここのところ速かったと思う。
それはもちろん悪い事ではないが、あまりにも患者側の権利、主張の保護傾向に力のベクトルが行き過ぎてしまったことも 医療現場の萎縮の原因になったのじゃないかなあと思う。
だからここのところ患者側にふられすぎていた振り子を少々戻そうとしている傾向があるような気もする。
要は医師も患者も普通に常識をもってお互い尊重しあえばいいことであり 様で呼べだのさんでいいよだの あんたら(厚生労働省)に指導される筋合いはないのになとも思う。
もう一つ 厚生労働省と文部科学省によって行われた「医学部定員増・臨床研修のモデル事業に関する説明会」
医者が足りなくて医療崩壊ですってさ、都市部に新人医師が集中して地方の医療の空洞化だってさ。後期臨床研修制度を発足させて医局制度を崩壊させたのはどちら様なんだろう?
だいたい ゆとり教育だの医療改革だの やればやるほど世の中をおかしくさせてるこの二つのお役所が合同説明会を開くってのも恐ろしいんですけど・・・
こういうニュースを見ていると 「事件は会議室で起きているんじゃない」のせりふを思い出してしまう。
だいたい医師になろうなんて人は、世間一般の人が思うよりははるかに 金儲けしようと言うよりは、単純に人助けがしたいと思ってる人が多いと思う。
そうじゃなけりゃ3Kの仕事を 一般的に想像されているよりずっと少ない給料と福利厚生の殆どない職場で(あっ これは勤務医のハナシね)、自分の家庭じゃ女房子供を殆どほったらかしてやらねえよ って思うのですが。
そういう普通の医師がやっている努力を殆ど報道せず 何かコトがあるとことさらに騒ぎ立てて悪者扱いするマスコミにも腹がたつのよね。あんたたちの方がよっぽどいい給料もらってるよ(大新聞社員、大出版社員やTV局員サマとか) と 言いたい。
今の医療崩壊って呼ばれるものって 現場で働く医師たち自身の問題と言うよりも 周囲のいじりたがりとおせっかいが裏目に出て起こったものじゃないかと思うのですが。
例を出せば、確かに医局制度って問題な部分もあったけど、公正で普通に判断する教授のいる医局はきちんと地方にも医師を派遣しつつ ちゃんと廻っていたではないですか。そういう路線を踏襲しつつ、行き過ぎた部分を是正するくらいでよかったのではないかいな?
単純に定員増やしたって 産科 小児科 外科系に新卒者がすすむかいな?僻地にすすんで行くもんかいな? と思うけどな。
なんだか 怒りにかられて全然まとまりが無くなってきたので これにて終了いたします。
tsuboneさまのお怒りのツボ!
しっかり読ませて頂きました。
わが家の長男は、多浪を心配する私に ……
人が人間らしく終焉を迎えられるような医学を目指したいと……語りました。
これから医療現場に入っていく息子たち……
母には未知の世界です。
ただただ普通の常識を持って、初心を忘れずに
自分の信じた道を歩いて欲しいです。
言葉足らずで……モヤモヤしたコメントですが……
またいつか……私も書いてみたいです。
高名な外科医が、亡くなった患者家族から
訴えられている設定でした。
医者は「自分の処置に間違いはない。」
悲しむ遺族に、「仕方ないこと。」と。
もしかして、同じような感情問題があったのかと。
医師も教師も、志高くなければなれないと思うし
国の対策がまずいのでしょう。
医者みてると???ですが、、、、、
婦人医の逮捕は、呆れますね~~。
警察の言い分が、患者家族感情を考えると仕方な
かった的なコメントに、、もう、何おか言わんや
ですね。検察が起訴して灰色のまま容疑者が
自殺したら、起訴した検察官を殺人容疑で逮捕
する様なものです。パトロールで怪しい車両を
発見追跡したら、逃げた車両が事故起こして
ドラーバーが無くなったら、追跡した
警察官を殺人容疑で起訴するような者です。
少なくとも婦人医はあほらしくて仕事なんか
する気にならないでしょうね。
大変なことも多いと思いますが、ホントに初心を忘れずに進んで行かれますように。
人間らしい終焉・・・ただ生かしていくだけじゃなく 人間の尊厳をどこまで保ちながら最期を見届けるか難しいけど、これからますます重要な問題になると思います。
そのうちreikoママさんの見解も読みたいです。
しかし、遺族にしてみれば、公にして情報を知るための訴訟っていう側面もあるのかなあ?
この事件は 悲劇だったけど、医師の未熟さからの結果でもないし、カルテの改竄などの隠匿があったわけじゃないから それまでの医療事件と同じに扱ってはいけないのではないかと。
「最後の初恋」 見てみたいです。
どこかのブログで読んだのですが、栃木で車が泥水に沈んで運転していた主婦の方が亡くなった事件がありましたよね?
通報したにもかかわらず、消防も警察も出動しなかったとか。
当時、通報が錯綜していたのでやらなかったとか。
一生懸命やった医師が逮捕されて 出動もしない人たちは事件とされないっておかしい と。
ホントにこの事件が有罪になったら、少しでも危険をともなうオペなんてやる医者はいなくなるでしょう。
まったくその通り!
産科医と産科施設を減した責任はかなりあるはず。
手錠なんて有罪になるまで掛けるべきじゃないよね。
卒後研修制度の医局崩壊、今年始ったばかりのメタボ検診(来年は打ち切りらしいが)
厚生労働省の木っ端役人共はようもここまで愚策を思いつくよね。
医学部の定員を1.5倍にするらしいけど、地域医療枠とか、産科、小児科医の待遇改善と増員策を示して欲しいですね。
アハハ 自分のブログじゃ ここまでの差別用語wは使って書けないから 言ってもらってすっきりしたわ(笑)
ホント愚策って言葉がぴったりだよ。かきまわしてるだけって感じ。