局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

枯山水トリオで紅葉狩り

2023-12-06 20:51:46 | 見る(映画 劇場 美術館など)
さて 久しぶりにワタシの長年の兄代わりの枯山水爺(またの名を鳥爺1&2)登場である。
本来鳥爺3までいるのだが、遅子持ちゆえ子供の学費をまだまだ稼がねばならないということで昼間の活動は不参加。
で、鳥爺1&2&局で鳥爺1の
「鎌倉で紅葉狩りでもするべ オレ鎌倉って中学の修学旅行以来行ってねえんだよ」という唐突な提案により決行されたのであった。
時は11月30日(もう一週間経ってしまった とにかく最近忙しすぎるのである)



爺の朝は早い・・・
「北鎌倉に9時集合な!」と言われた時に ひぃ~っと思ったが考えてみればゴルフは5時起き6時出発から思えばそう無体でもない。家から都心に向かう私鉄のラッシュさえ我慢すればわりに楽な行程であった。



さすがに降りる人も少ない駅

まず近くから攻めようと こちら



真っ赤な紅葉とまではいかないが グラデーションが美しい樹々

ここ 歩くんだよね~ アップダウンも多い













鐘を撮る爺1



爺2



宝冠釈迦如来像



天井絵も素敵だ

次に近くの




こちらに



紫陽花で有名だがこの季節の風情も素晴らしい





良いお天気だったので青空に生える紅葉 樹々の間から差し込む逆光がまた良い感じ

<













有名な丸窓ですね
この向こうの中庭は12月からオープンということで入れなかったのだがおかげで人影がない写真が撮れた



↑ 爺1の写真を拝借 ワタシのに比べて壁が赤く見えるのは露出アンダー気味で撮ったとか(わけわからんが)


次はワタシが大好きなこのお寺



こちらは境内の撮影不可なので門の手前から必死で撮った

「お寺はお参りするところなので撮影不可」意訳 確かにそれはそうですね。
爺たちもカメラをリュックにおさめて目に風景を焼き付けた。
ここは設えが細部にわたって繊細なセンスを感じる所です。





ちらっと見える大イチョウの木がこの日見た樹々の中で一番の美しい色づきだったな。



ここだけ撮影可だった「バッジュ・シャーム・キョウト鎌倉遷展」シャーム氏はインドのゴンド族出身で国民栄誉賞を受賞された画家だそうです





その後ちょっと歩いてこちらへ



上部に鐘がある珍しい山門







ここでも銀杏の黄色と青い紅葉のコントラストが綺麗だったな 青空に映えて



ここも歩きでがあった



竹林の脇を通って





洞窟をくぐって




布袋尊に遭遇 こういうのを見ると
「〇〇に似てねえ?」
「どっちかと言えば ✖✖」とか必ず言うバチアタリなワタシ達

ここから元の道に戻るには崖の脇の道を通らねばならなかったが
「がけ崩れ注意 特に雨上がりは危険です 急いで通ってください」
のような張り紙があり スリリングでもあった







「エサを与えないでください」




2時間半ほど歩き続けてさすがにお腹もすいたので
さて飯にするべーと
鳥爺2が調べて来たこちらの店に
ワタシが「ここにしようよ」といった会席の店は
「こんなマダムがうじゃうじゃいるような店には昼間っから入れねえよ」と却下されてしまった



稲庭うどんの店




彼らとつるんで唯一の不満はこの昼食選択問題である。
「あたしは丼モノとか麺類とか 一種類でお腹がいっぱいになるのは苦手なんだよ」
「なんだよ めんどくせえな 腹がいっぱいになる前に食っちまえばいいだろうが」
ってことで 結局
「昔面食い 今麺食い」を標榜する彼らに屈するのである



箸をつける前に麺の半分は彼らの丼に分けて量を調整 爺2からお返しにテンプラを一個貰う
上品な出汁で美味しかったけどね 行きたかったな~ 「鉢の木」・・・

ランチ後は またこちらの寺に
日本最古の禅寺



ホントに鎌倉ってお寺だらけですね

ここも見どころはたくさんあれど
そろそろ寺に飽きが来た枯山水トリオ だんだん急ぎ足になる















方丈から眺める庭園はいつまでも眺めていたい感じでありました




それからまた鎌倉駅方面へひたすら歩く
鶴岡八幡宮へ







あの有名な大銀杏は2010年に倒れて切断されたのだが 根の部分からひこばえが生えて現在こんな感じ
熱海の大楠でも思ったのだが 樹の生命力ってすごいもんですね。
その静かな生命力で地球を守ってくださいね と 祈りたくなった





この日の予定していた寺社仏閣参りは終えたので
「くるみっ子買いにいこ! 美味しいんだから!」と意気揚々と紅谷に行ったらまさかの完売であった。平日なのにね、残念・・・
ムスメは土曜の午前中でも完売で買えなかったと・・・ いつ行けば買えるんですかね?



小町通りは
「原宿みたいだな」と通っただけでどこにも寄らずに駅方面へ



鳥爺たちの
「江ノ電って乗りたいんだよな~」
「俺も 修学旅行以来乗ってない」(何十年前だ?)
のリクエストで乗ることにした 



週末はラッシュになるらしいがさすがにそこまでではなくて

途中の駅も見どころはたくさんあるのに

「また次の時にこの辺攻めような」 とのことで



窓から見える海と波間に浮かぶサーファーに秘かに心躍らせ



終点まで乗り続けてここから小田急で東京に戻った

この日の歩数は

62

ワタシ 23949歩



爺1 25334歩

「こうやって歩けるうちだよなあ 色んな所行けるのもさ」

「確かに~ でもさすがに疲れたよね」

「局 立ち上がる時によっこらしょって言うのやめろや ばばくせえ」

「あんたたちも 座ったり立ったりするたびに ふ~ とか ヴ~ とか唸ってたよ じじくせ~」

と言いながらもこれだけ歩ける体力を維持してまだ人生楽しまないとな~ と心から思ったのであった。
コメント (6)
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