局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

一歳から九十一歳そしておくりびと

2019-06-02 19:38:59 | 日々の生活
今週はまったく慌ただしい週だった。

木曜日、お嫁ちゃんの要請で、孫2のお守り。
孫1の幼稚園の母の食事会の間のお預かり。

普段あんまり母親と離れることのない孫1は、母がいなくなってからのグズリは半端ない



ギャんなき10分ほど
可愛い孫だがこうなるともて余すが仕方ない
「泣いたってね、思い通りにならないこと、人生にたくさんあるんだよ」
「もういい加減泣き止みなさい。バーバが優しい顔してるうちに」
「あんたのパパも知ってるけど、あたしはほんとは怖いんだよ」
と、耳元にささやき続けたのが効いたのか、それとも岩塚の赤ちゃん煎餅のおかげかはわからんが静かになって少し昼寝、起き出してからは、諦めた風で、お昼ご飯を食べ、一人前にクッサイうんちをして、お嫁ちゃんが帰ってくるまでは平和にすごした。

金曜日、姑(91歳)の定期検診のため、某医大附属病院へ
転移もあってステージⅢだった癌は抗がん剤で見事に消滅。
他の血液検査の結果も悪いところなし。
驚くことに、降圧剤だのコレステロールの薬なども何も飲んでないという、恐るべき婆さんである。
闘病中は
「せめてね、東京オリンピックまは見たいわよ」と口癖のように言っていたが、東京オリンピックどころか、大阪万博も余裕じゃないかとの健在っプリである。

検診後は、近くのチェーンのしゃぶしゃぶ屋に、50年来くらいの、母友を呼んでお昼を食べるのだが、そのメニューに鰻のひつまぶしが加わったのを見て、それもほぼ完食。



デザートはベツバラと

そちらも完食する健啖ぷりであった。


そして、土曜日、
実家方面の伯母が亡くなったと従姉妹より知らせ。

父の上の兄の連れ合いで父と同い年で小学校も同じ師範学校の附属だったという伯母であった。
元気なころは四年前に亡くなった伯父とともに、テニスを楽しみ、趣味も広く、最期まで身辺のことを自分でやって、子供三人も立派に育てて東京に出して、様子を見に来る娘に看取られての大往生であった。

家族葬で済ますという従姉妹の言葉だったが、親しかった伯母なので、うちにいる間にお別れにいこうと、今日電車で実家地方往復。
痩せてしまったが、安らかな顔に安堵した。
ちょうど、葬儀やさんが来ての納棺の儀式にも立ち会えたのも良かった。

従姉妹従兄弟たちも悲しみよりもやりきったという感じもあって、類い稀な潔い最期とただただ感服。
こうありたいと思う。

ってことで、今週は介護(お守り)のの年齢幅が90歳
中間管理職って忙しいわあと思い知らされもしたのであった。
コメント
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