今日は観光日記はおやすみざます。
実はね、お嬢さんが留学している関係で彼の地の事情に詳しい、ここでもコメントを寄せてくださるYUMAMAさんからトイレに関する注意を聞いていたのである。
おフランスはトイレが少ないようだ。それにこっちと違う形態のトイレもあるらしい。
そりゃ~食べたり飲んだりすれば、人間である以上トイレをつかわざるを得ない。国によってはカルチャーショックを受けることも多いトイレ事情・・・
EX. ハワイの「この木何の木 気になる木♪」がある公園の公衆トイレはドアがなかった & 北京のショッピングモール(貴金属なども売っているのに)地下のトイレは6個くらいの便器が並んでいてやはりドアがなかった (ちなみに私は遠慮しました、ヤマトナデシコだもの)
したがって私はありがたくYUMAMAさんからの情報をインプットして臨んだつもりであった。
そして添乗員氏からも 「フランスはトイレが少ないです。ぜひあった所では行っておいてくださいね」と釘をさされていたのであった。
しかしこれほど少ないとは・・・・
ノルマンディー高速道路など長い高速の途中には日本と同じようなPAがありお土産なんぞも売っている。そこには無料のトイレもあるが、やはり日本より全然数が少ない。
だから日本人ツアー客が訪れると長い列を作ることになる。

これはそんな所にあったトイレだったが昔なつかしい和式のトイレみたいではないだろうか?
当然水洗だけど、この水の勢いがすさまじく、ゴーゴーと音をたてて流れ去る水に引き込まれたら下水道まで流されるんじゃないかという恐怖にかられるようなしろものであった。
ちなみにフランス人って小と小の間がとっても長いみたいである。あんなに巨大なカフェオレカップで朝からコーヒーとミルクの混合物をぐびぐび飲んで、昼間もカフェでデカいカラフェでワインなんぞもぐいぐい飲んでなぜそんなに貯めておけるのであろうか?
確かに身体もデカいが膀胱の大きさも日本人の身体割合よりずいぶん大きくできているのではないかと秘かに推測したワタシである。
もう一つ勝手な推測を繰り広げると、やはり大陸で民族間の戦い、侵略の歴史もあるヨーロッパの国、肉食で力強く、体も大きく、酒も強く、膀胱貯水量も大きい遺伝子をもつ人たちが生き残っているのではないかと思われる。
こんな中に入るとですね、単一農耕草食民族である我が同朋の中においても身長も骨格も小さくできているワタシである。
バスの座席に座ると足がつかないw、リクライニングシートも力いっぱい押さないと倒れない、教会なんかの大きくて重いドアが開けない、開いたはいいが、支えられずに挟まりそうになるといった体たらくであった。
と 話を戻すと PAのトイレは洋式の便器もあったが、なぜか縁が狭く、したがって空間になる直径も大きいのでワタクシの小さなお尻はすっぽりとはまりそうになって非常に不安定と不便にさらされたのであった。
ところで観光地のトイレは、まあまあ綺麗でちゃんとトイレットペーパーもあって(なが~い太巻きの質の悪い紙だけど)手洗い場には液体せっけんもあって風で乾かすドライヤーも設備されているところがあった。ただしたいてい有料で50セント(1ユーロの半分)くらいは要求されるのである。
聞いた話だが、私たちが参加した日本の会社のツアーバスは2時間置きくらいにトイレ休憩を取り入れてくれるのでまず安心だけど、現地でオプショナルツアーなんかに申し込むと、4時間くらいトイレ休憩がないなんてこともあるらしいので、注意が必要とのこと。同朋のみなさん、いざとなったら尿瓶とおむつは持参しましょう(冗談です)
しかし地方に居たころはまだよかったのである。
問題はパリだよ パリ。
ルーブルにもベルサイユ宮殿にもトイレの少ないこと!
ベルサイユ宮殿が実際に使われていたルイ王朝の頃にはトイレそのものがなかったと言うが、そんな伝統を現代まで踏襲しなくても良いではないか。
こんなに広い所でこんなに観光客もうじゃうじゃいるのに 今になってもなぜこんなにトイレもその中の個室も少ないのであろうか?
それにですよ、パリで自由に過ごした一日、途中のルーブルでトイレをすませて次に行こうと思ってオットと出口で待ち合わせて向かったところ、トイレの入り口にでっかい黒人のおばさんが、掃除道具を入れたワゴンで通せんぼをしてトイレに入れてくれないのである。
これから掃除を始めるつもりらしく、出てくる人たちをせかすような感じで仁王立ちしている。
入っていいか聞いたらノンといって通してくれる気がないようである。
ワタシの次に並んだ金髪の若い子がなにやら講義していたらしいが聞く耳持たず。その子はワタシにむかって She is very kind! と肩をすくませながら皮肉をいったので I think so.と答えておいた。
そんなことをしているうちに並ぶ人も加わって10人くらいの列になり、その子は閉ざされたトイレの入り口をドンドン叩いたが、掃除をやめて顔を出したおばさんは 「ノン!」と一言いってまたぴしゃりとドアを閉めたのである。
掃除が終わってトイレが解放されるのがいつになるかわからないので、その場は諦め、近くのオランジェリーまで歩いて(オットにぶつくさ文句を告げながら)事なきをえたがフランス人て意地わるい~と思った瞬間であった。
そしてその夜 オペラ地区を歩いていて、ちょっと高級そうなショッピングモールがあり、そこにめずらしくトイレマークがあったので寄って行こうと奥まで入ったら、立派な受付があって綺麗なカウンターにお兄さんが座っている。
(まあ ここが有料なのは仕方ないな)と思って1ユーロ出したら2ユーロだと言う。200円ですよ、みなさま。
一瞬あっけにとられたが、普段だったらそこで引き返すワタクシも異国の雰囲気にのまれ、素直に2ユーロ払ってしまったのである。
げっ 悔しいと並んでいると、ワタシの後ろに何人か来た観光客らしい白人女性の一人は2ユーロと聞いて「冗談じゃない、おしっこするのに2ユーロも!(推定)」と捨て台詞を言って引き返していった。

その後案内された個室は子供と一緒に入れるマークがついていて可愛い子供用便器もついていたし、目の前の棚にはおしゃれなトイレグッズも陳列してあった。そして受付のお兄さん以外に案内係りの女性(やはり黒人)が終わるや否やアルコールらしいスプレーを手に後を消毒するらしいので まあ人件費もかかっているのであろう。
2ユーロ払った分、ブログネタにしてやろうと写真を撮ってきた。
みなさま これがぼったくりトイレの写真である(2ユーロ分です)
と言う事で、おフランスにご旅行をご計画のみなさま、くれぐれもトイレが少ないのを心して観光してくださいませね。
膀胱許容量は急には増やせないので、ワタシは極力水分を取らないようにするしかなかった。これで血液ドロドロで脳梗塞なんかになった日には やはりヤマトナデシコはか弱かったと思うしかない。
無事で帰ってこられてよかったと思う。
話は飛ぶが、昨日私は半年以上前に予約していた シアターオーブのこけら落とし公演の一つである、フランス版ロミオとジュリエットを観に行った(旅日記が終わったら書こうと思っているけど、これがホントに良かったので、まだチケットも入手できるらしいので真面目におすすめしておこうと思う)
綺麗な劇場であった。
各階にはトイレがあるが、当然女性の多い観客、女性トイレの前には長蛇の列である。しかし中に入ると何十個という個室のつらなりで一方通行に作られている故、すぐに行列ははける。あまつさえ劇場の係員が誘導さえしてくれる。
個室の中は清潔で当然のようにウォシュレットが備えられ、質のよいトイレットペーパーもある。
手洗い場は液体せっけんも水も自動に出る!
トイレ文化に関する限り 日本って世界一! としみじみ思ったワタクシざます。
実はね、お嬢さんが留学している関係で彼の地の事情に詳しい、ここでもコメントを寄せてくださるYUMAMAさんからトイレに関する注意を聞いていたのである。
おフランスはトイレが少ないようだ。それにこっちと違う形態のトイレもあるらしい。
そりゃ~食べたり飲んだりすれば、人間である以上トイレをつかわざるを得ない。国によってはカルチャーショックを受けることも多いトイレ事情・・・
EX. ハワイの「この木何の木 気になる木♪」がある公園の公衆トイレはドアがなかった & 北京のショッピングモール(貴金属なども売っているのに)地下のトイレは6個くらいの便器が並んでいてやはりドアがなかった (ちなみに私は遠慮しました、ヤマトナデシコだもの)
したがって私はありがたくYUMAMAさんからの情報をインプットして臨んだつもりであった。
そして添乗員氏からも 「フランスはトイレが少ないです。ぜひあった所では行っておいてくださいね」と釘をさされていたのであった。
しかしこれほど少ないとは・・・・

ノルマンディー高速道路など長い高速の途中には日本と同じようなPAがありお土産なんぞも売っている。そこには無料のトイレもあるが、やはり日本より全然数が少ない。
だから日本人ツアー客が訪れると長い列を作ることになる。

これはそんな所にあったトイレだったが昔なつかしい和式のトイレみたいではないだろうか?
当然水洗だけど、この水の勢いがすさまじく、ゴーゴーと音をたてて流れ去る水に引き込まれたら下水道まで流されるんじゃないかという恐怖にかられるようなしろものであった。
ちなみにフランス人って小と小の間がとっても長いみたいである。あんなに巨大なカフェオレカップで朝からコーヒーとミルクの混合物をぐびぐび飲んで、昼間もカフェでデカいカラフェでワインなんぞもぐいぐい飲んでなぜそんなに貯めておけるのであろうか?
確かに身体もデカいが膀胱の大きさも日本人の身体割合よりずいぶん大きくできているのではないかと秘かに推測したワタシである。
もう一つ勝手な推測を繰り広げると、やはり大陸で民族間の戦い、侵略の歴史もあるヨーロッパの国、肉食で力強く、体も大きく、酒も強く、膀胱貯水量も大きい遺伝子をもつ人たちが生き残っているのではないかと思われる。
こんな中に入るとですね、単一農耕草食民族である我が同朋の中においても身長も骨格も小さくできているワタシである。
バスの座席に座ると足がつかないw、リクライニングシートも力いっぱい押さないと倒れない、教会なんかの大きくて重いドアが開けない、開いたはいいが、支えられずに挟まりそうになるといった体たらくであった。
と 話を戻すと PAのトイレは洋式の便器もあったが、なぜか縁が狭く、したがって空間になる直径も大きいのでワタクシの小さなお尻はすっぽりとはまりそうになって非常に不安定と不便にさらされたのであった。
ところで観光地のトイレは、まあまあ綺麗でちゃんとトイレットペーパーもあって(なが~い太巻きの質の悪い紙だけど)手洗い場には液体せっけんもあって風で乾かすドライヤーも設備されているところがあった。ただしたいてい有料で50セント(1ユーロの半分)くらいは要求されるのである。
聞いた話だが、私たちが参加した日本の会社のツアーバスは2時間置きくらいにトイレ休憩を取り入れてくれるのでまず安心だけど、現地でオプショナルツアーなんかに申し込むと、4時間くらいトイレ休憩がないなんてこともあるらしいので、注意が必要とのこと。同朋のみなさん、いざとなったら尿瓶とおむつは持参しましょう(冗談です)
しかし地方に居たころはまだよかったのである。
問題はパリだよ パリ。
ルーブルにもベルサイユ宮殿にもトイレの少ないこと!
ベルサイユ宮殿が実際に使われていたルイ王朝の頃にはトイレそのものがなかったと言うが、そんな伝統を現代まで踏襲しなくても良いではないか。
こんなに広い所でこんなに観光客もうじゃうじゃいるのに 今になってもなぜこんなにトイレもその中の個室も少ないのであろうか?
それにですよ、パリで自由に過ごした一日、途中のルーブルでトイレをすませて次に行こうと思ってオットと出口で待ち合わせて向かったところ、トイレの入り口にでっかい黒人のおばさんが、掃除道具を入れたワゴンで通せんぼをしてトイレに入れてくれないのである。
これから掃除を始めるつもりらしく、出てくる人たちをせかすような感じで仁王立ちしている。
入っていいか聞いたらノンといって通してくれる気がないようである。
ワタシの次に並んだ金髪の若い子がなにやら講義していたらしいが聞く耳持たず。その子はワタシにむかって She is very kind! と肩をすくませながら皮肉をいったので I think so.と答えておいた。
そんなことをしているうちに並ぶ人も加わって10人くらいの列になり、その子は閉ざされたトイレの入り口をドンドン叩いたが、掃除をやめて顔を出したおばさんは 「ノン!」と一言いってまたぴしゃりとドアを閉めたのである。
掃除が終わってトイレが解放されるのがいつになるかわからないので、その場は諦め、近くのオランジェリーまで歩いて(オットにぶつくさ文句を告げながら)事なきをえたがフランス人て意地わるい~と思った瞬間であった。
そしてその夜 オペラ地区を歩いていて、ちょっと高級そうなショッピングモールがあり、そこにめずらしくトイレマークがあったので寄って行こうと奥まで入ったら、立派な受付があって綺麗なカウンターにお兄さんが座っている。
(まあ ここが有料なのは仕方ないな)と思って1ユーロ出したら2ユーロだと言う。200円ですよ、みなさま。
一瞬あっけにとられたが、普段だったらそこで引き返すワタクシも異国の雰囲気にのまれ、素直に2ユーロ払ってしまったのである。
げっ 悔しいと並んでいると、ワタシの後ろに何人か来た観光客らしい白人女性の一人は2ユーロと聞いて「冗談じゃない、おしっこするのに2ユーロも!(推定)」と捨て台詞を言って引き返していった。


その後案内された個室は子供と一緒に入れるマークがついていて可愛い子供用便器もついていたし、目の前の棚にはおしゃれなトイレグッズも陳列してあった。そして受付のお兄さん以外に案内係りの女性(やはり黒人)が終わるや否やアルコールらしいスプレーを手に後を消毒するらしいので まあ人件費もかかっているのであろう。
2ユーロ払った分、ブログネタにしてやろうと写真を撮ってきた。
みなさま これがぼったくりトイレの写真である(2ユーロ分です)
と言う事で、おフランスにご旅行をご計画のみなさま、くれぐれもトイレが少ないのを心して観光してくださいませね。
膀胱許容量は急には増やせないので、ワタシは極力水分を取らないようにするしかなかった。これで血液ドロドロで脳梗塞なんかになった日には やはりヤマトナデシコはか弱かったと思うしかない。
無事で帰ってこられてよかったと思う。
話は飛ぶが、昨日私は半年以上前に予約していた シアターオーブのこけら落とし公演の一つである、フランス版ロミオとジュリエットを観に行った(旅日記が終わったら書こうと思っているけど、これがホントに良かったので、まだチケットも入手できるらしいので真面目におすすめしておこうと思う)
綺麗な劇場であった。
各階にはトイレがあるが、当然女性の多い観客、女性トイレの前には長蛇の列である。しかし中に入ると何十個という個室のつらなりで一方通行に作られている故、すぐに行列ははける。あまつさえ劇場の係員が誘導さえしてくれる。
個室の中は清潔で当然のようにウォシュレットが備えられ、質のよいトイレットペーパーもある。
手洗い場は液体せっけんも水も自動に出る!
トイレ文化に関する限り 日本って世界一! としみじみ思ったワタクシざます。