局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

午前様で人生勉強

2010-05-16 00:31:21 | 友人
また遊んでるのか局のヤツとお思いの方もいらっしゃると思いますが・・・

昨夜は久々(でもないか)の痛飲&午前様であった。

何度か書いているが クリック☆ クリック☆ クリック☆ 私の兄とも呼べる三人のオヤジたちとその中の一人の妻 昼行灯と渋谷で飲んだ。

この飲み会は殆どがしっかりもの昼行灯オットT(大手メーカーの部長職)が仕切って 昔の火宅の人事件がたたって乏しい小遣いを管理されているAのためになるべくリーズナブルな所を選んで予約してくれて成立していたのだが、 昨日は珍しくNが言いだしっぺになり 店も予約をするからと言って誘ってきたのであった。

「渋谷の正統派焼き鳥屋だからよ、煙にまかれてもいい服で来いや」

「はいよ」ってことでジーンズ上下で渋谷へ。マットウなサラリーマンのT、Nはスーツだったが、弱小広告代理店勤務のAはヨレヨレのジーンズと怪しい麻のジャケット・・・

 こんな焼き鳥屋

 

店に入ると昭和のかほり

金曜日の夜とあって 会社帰りのグループやオヤジの二人連れ 渋好みのカップルなどが それなりに楽しそうにお酒をのみつつ焼き鳥を食べている。

焼き鳥がおいしくてついでにビールもおいしくてすすむ。

実はこの日はオットが出張帰りに合流する予定だった。オットも彼らの事は当然知っているが、一人ずつと相対したことはあるが、この三人と私がはちゃめちゃに飲んでいるという場面には遭遇したことがなかったような気がする。
呆れられるのは必至だと思っていたが この店からさてどかか河岸を変えようかといったところで連絡があった。

「仕事が終わったらそのまま接待されちゃったからそっちには行かないよ。明日早いからOO(職場近くのマンション ボートマシンありw)に戻るわ」とのこと
更に「どうせ 遅くなるんだろけど たいがいにして引き上げろよ みんなによろしく」 へいへい

私は飲まなかったが、この店で A N 昼行灯は桝酒を飲みそれがきいてるらしくもうかなりの酔っ払いである。
こうなると恥じもかきすてでオジオバの恒例撮影会に


昼行灯とA

 
酔っ払った昼行灯が撮った N、局、T とAと局



完全に酔っ払った図体のでかい昼行灯を支える局の図



ここはカウンターにちょっとおいしそうなお惣菜が並び、日本酒、焼酎も安いラインナップで並ぶ店であった。



ここで焼酎1本みんなであける

実はこのメンバーで飲むのは二年ぶりくらいである。
一年に1,2度くらいは集まっていたのだが、ここのところNが出席を渋りガチだったのである。二年ほどまえ広尾のモツ鍋屋でやったとき、Nは一次会が終わるか終わらないかくらいに 「じゃ、オレ 今日はこの辺で」とさっさと帰ってしまった。
残されたメンバーは 「Nがさっさと帰る時は絶対にワケアリ」と推測しており、ちょうどその頃オヤジバンドで大学時代のバンド仲間と音楽活動を再開していたNに不穏な動きがあったのである。
「あれは女ができたんだぜ」 とAが断定 蛇の道はヘビである。

その後Tが誘ってもNは「まだスケジュールが・・・」 とか 「その日はちょっと先約が・・・」とか生意気を言ってはなかなか飲み会出席の色よい返事をせずに なんとなく三人が集まらないといつものノリにならないので この飲み会は先送りになっていたのである。

ところが今回はNからの誘い それもモノグサなNが自分からみんなにメールしてアポをとって店まで予約するとは・・・!

「Nがこういう行動をとるって珍しくない? あれは女と別れたね」局断定。30年の付き合いともなると家族同様行動パターンが読めてしまうのが情けない・・・

この店を出たのが11時をちょっと廻ったろころだった。私はもうお開きと思って駅の前で「んじゃまたね」と言って改札に向かおうとした。
それを留めたのはN

「なんだよ局! 一人で帰ろうってのかよ。もう一軒いいじゃないかよ」としつこい。
何だよって前回は一次会終わりでさっさと消えてなんだか怪しい行動をとったくせに

「ほら お前が気に入ってたバー行こうぜ、懐かしい曲も聞けるしさ」

「終電間近は混むからいやなんだよ」と抵抗したが聞き入れず。Aと昼行灯は完全に酔っ払って朦朧状態である。正常に状況を把握しているのは Tと私

「じゃ、さ。次の店で 二年前から最近までの行動を吐きなさいね。だったら残る」

「ナンだよ。最近までのことって」と目を泳がせるN。Tはニヤニヤしていた。




そしてN行き着けのバー。7、80年代の音楽がかかり落ち着ける空間。
見ると 


完全に寝ているA


同じく爆睡 昼行灯(あとで椅子から転げ落ちた)

ジョー・サンプルだのビリー・ジョエルだの 私たちの若かりし頃の音楽が流れている空間でバーボンのソーダ割りを片手にじっくりNを問い詰めてしまった。
詳細略・・・

「まあな 色々あるわな、人生は。 チクショー 局 お前の周りのキレイ所 一人紹介しろ!」←Nの結論。わたしゃ そこまでしてあげるほど親切ではありません。

なんだかんだで時間をみたら1時過ぎ 

千葉方面のAはもちろん 私も終電は逃した。T家のルート上に私の家があるので一緒にタクシーで帰ることにした。AもT家に泊まることになった。

タクシーの中で目覚めたAが

「局 相変わらずチビだな。お前チワワの血でも入ってるんか?」なぞと言うから、私も対抗して「Aちゃん 連休は実家に帰ったの? そうそうたまにはお母さんに顔見せてやんなよ。デキの悪い息子ほど可愛いって言うじゃん」と返すなぞしていたら タクシー運転手がビビリつつ笑いをこらえていたのがわかった。

今日は私はこんな状態にもかかわらず午前中から仕事に行ったが、11時ごろ昼行灯からメール着。

「目が覚めたらAちゃん居なかったよ。お昼くらい食べてけばいいのにさ。ダンナに聞いたら 朝から最悪って言いながら慌てて出てったんだって。家のトイレに携帯落としたらしいよ」 とのこと。

で、さっき携帯が復活したらしいAからのメール

「昨日はT家のお世話になりました。朝、トイレに携帯落とした。 液体もブツもまだだったのがせめてもの救いだった。
洗うわけにもいかないから紙で水気を拭いてショップに持ち込んだ。ってことは・・・ ブツがついても水で洗うヤツはいないだろうからショップの店員は臭い携帯も触るしかないって思うと気の毒だな・・・」 と言うアホ丸出しのメールだった。

この人たちと出会ってから早30年。 まさかこの年までこんなバカを継続しているとは出会った当時は思わなかったが、この先も進歩せずに集まってアホを楽しむのかもしれない。
みんな特別遊んでるわけじゃなくてごく平均的な人たちだと思うけど、「オトコってしょせん遊ぶものなのよね~」とか 「でも基本的には家族が大切みたい」とか この世代のと言うよりある意味普遍的なオトコの生態ってものを彼らを通じて観察させてもらったことは 私の人生に+になっていると思う。(多分)

オットもこの人たちとの事は不思議な関係と思いつつも一応尊重してくれているようだし。




コメント (4)
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