久しぶりにTVを見ながら泣いた。
ニュースの後になんとなくついていたNHKの番組「こころの遺伝子」のゲストが漫画家の西原理恵子氏だった。
彼女が恨ミシュランを描いていた時から注目していた。ヘタウマな絵とよみにくい吹きだしながら その毒舌は時に笑わせ、時に痛快感をよんだ。誰もが悪口を言わない老舗の料理店を自分が気に入らなければ見事なまでに切って捨てるそのその手法。権威というものにもまるで意に介さない。
彼女のこの連載が始まるまで一般的メディアで見られる店紹介ってほとんどがちょうちん記事。いくら老舗と言っても これがおいしいのか? あのおごり高ぶった店の態度は何?と思わせるようなところでも ここまでセキララに突っ込んだものはなかったような気がした。
この人は一体何者なのか?
その頃から興味を持って彼女の描いていたマンガは機会がある毎に読んでいた。
鴨志田氏とともに行った世界を描いた旅行記や独特な視点で描いた子育て記。
多分彼女とは価値観も感性も違うだろうけど、読後に少々複雑な気分も味わわされながら好きな漫画家であった。毎日かあさんの 出戻り編では号泣した
彼女の半生と言うのは客観的に見て悲惨といってもいいかもしれない
以下NHK hpより抜粋↓
ファンの間では知られている事だが西原はその人生が波乱に満ちたものである事もその作品に影響を与えている。実父は3歳の時にアルコール依存症で自殺、高校生の時には飲酒で退学処分を受けた事に対して訴訟に踏み切る、仕事のために体験したギャンブルにハマってギャンブル依存症となるなど、その生き様は過酷なものであった。
そんな西原が運命の人として挙げたのは、戦場ジャーナリストの鴨志田穣(享年42)。西原の著作にも登場し、読者からは「鴨ちゃん」として親しまれている西原の元夫である。二人の間には一男一女が生まれるが、鴨志田のアルコール依存症により離婚。しかしその後も交流は続き事実婚として復縁、その時に鴨志田がガンを発症していたために西原が闘病を支え、葬儀でも喪主を務めるといういきさつがあった。
西原の作品に多く見られる「人は弱くてもいい」というメッセージは多くの人の共感を呼ぶが、それらの作品が生まれる背景にある西原の生き方や思いなどを番組では丁寧に拾い上げていく。作品同様、笑いあり涙ありのインタビューとなっている。
「こころの遺伝子」第5回は26日よる10時から放送。予告動画は、番組ホームページ
↑この解説で 人は弱くてもいい と言うのが西原氏のメッセージなのかはちょっと疑問。
彼女と鴨志田氏のメッセージは 「どん底でこそ笑え」ではなかったのか?
弱い人間はそんなことできないと思うから。
そして自分自身を思い返せば どん底になった時果たして笑えるのか? それはまるで自信がない。
幸いにして、普通の感覚の両親と祖父母からずっと庇護されて少女時代を過ごし、そりゃあ子育てしながら四半世紀過ごしたんだから色々あったが、責任感があって家庭を大事にしようという気はある(アハハもって廻った言い方だわね)オットも居てくれる。
両親も年なので これから様々な喪失感も味わうこともあるかもしれないと覚悟はしなきゃならないが、自分ではどうしようもない、その時点では変えられない持って生まれた環境が大過ないものであったのは幸せなことだったのだろうなあと両親や神様に感謝しなければならないと思う。
で、ガラっと話は変わる
ところで そんな少女時代のワタシ 願って願ってもどうしてもかなえられなかった事は
「犬を飼う」ということであった。
病的なまでに潔癖症の祖母が犬嫌いだったのである。
犬が大好きだった私は何度もクリスマスにサンタさんにお願いしたり、隣の公園で捨てられていた犬をどうしても飼いたいと主張したりしてもかなえられず、仕方がないので近所の親戚の家の犬をかまいに行っていた。
親戚の犬も可愛かったけど やっぱりどうしても自分の犬ではなく 自分の犬と生活する、家の中に犬がいるという環境をずっと夢みていたのよね。
結婚してしばらくは子育てでそれどころじゃなかったけど、ムスコが中学に入って初めて飼ったのが今の愛犬である。もうこの三月に12歳になりそろそろ老犬の境地なのだろうが、見かけは老けず、まだ元気でイケメン 性格もいい(飼い主バカ)
今日はご近所奥様たちとそれぞれの犬を連れて 狂犬病の予防接種に行ってきた。
家の子は若い(4歳 ♀)の美犬トイプー二匹に囲まれて車の中で大興奮であった。
私たちの大好きな獣医さん。診療所は狭いし汚いし 獣医さんは飼い主には愛想もないんだけど、犬に対する愛情と的確な診断は尊敬すべき人物である。
それに ボッタクリの多いこの業界で信じられないほどの診療費の安さ。
スムーズに注射が終わって三人でそれぞれ犬を連れて駐車場に帰る時、ワタシは小脇に愛犬を抱えていたのだが、他の二匹はリードをつけて地面を走ろうとしていた。それを見て自分も下に降りたいともがいた拍子に・・・
爪がワタシのカットソーのすそにひっかかってしまった。
どのようにひっかかったのか 結構強い力がかかったようで 爪の先端が割れてそこに繊維がひっかかってしまっている模様。
とろうとしたら すごく痛そうに キャイーンと鳴かれびびってしまったワタシ・・・
その場で回れ右して診療室に戻った。
獣医さん
「あれあれ、ちょっと待ってね」と何かを出して 爪とワタシの服を離してくれた。
「爪、余分なところを切ったからね。」
「あ~良かった。ありがとうございます」
「あと あなたの服も切っちゃったからね。家に帰ったらほつれたところ縫っといて」
である。
ご近所奥様、駐車場で大笑い
「あのアバウトさがいいのよね~」

ちょいと疲れたぜ の愛犬

ちょいと破れたぜ のカットソー
ニュースの後になんとなくついていたNHKの番組「こころの遺伝子」のゲストが漫画家の西原理恵子氏だった。
彼女が恨ミシュランを描いていた時から注目していた。ヘタウマな絵とよみにくい吹きだしながら その毒舌は時に笑わせ、時に痛快感をよんだ。誰もが悪口を言わない老舗の料理店を自分が気に入らなければ見事なまでに切って捨てるそのその手法。権威というものにもまるで意に介さない。
彼女のこの連載が始まるまで一般的メディアで見られる店紹介ってほとんどがちょうちん記事。いくら老舗と言っても これがおいしいのか? あのおごり高ぶった店の態度は何?と思わせるようなところでも ここまでセキララに突っ込んだものはなかったような気がした。
この人は一体何者なのか?
その頃から興味を持って彼女の描いていたマンガは機会がある毎に読んでいた。
鴨志田氏とともに行った世界を描いた旅行記や独特な視点で描いた子育て記。
多分彼女とは価値観も感性も違うだろうけど、読後に少々複雑な気分も味わわされながら好きな漫画家であった。毎日かあさんの 出戻り編では号泣した
彼女の半生と言うのは客観的に見て悲惨といってもいいかもしれない
以下NHK hpより抜粋↓
ファンの間では知られている事だが西原はその人生が波乱に満ちたものである事もその作品に影響を与えている。実父は3歳の時にアルコール依存症で自殺、高校生の時には飲酒で退学処分を受けた事に対して訴訟に踏み切る、仕事のために体験したギャンブルにハマってギャンブル依存症となるなど、その生き様は過酷なものであった。
そんな西原が運命の人として挙げたのは、戦場ジャーナリストの鴨志田穣(享年42)。西原の著作にも登場し、読者からは「鴨ちゃん」として親しまれている西原の元夫である。二人の間には一男一女が生まれるが、鴨志田のアルコール依存症により離婚。しかしその後も交流は続き事実婚として復縁、その時に鴨志田がガンを発症していたために西原が闘病を支え、葬儀でも喪主を務めるといういきさつがあった。
西原の作品に多く見られる「人は弱くてもいい」というメッセージは多くの人の共感を呼ぶが、それらの作品が生まれる背景にある西原の生き方や思いなどを番組では丁寧に拾い上げていく。作品同様、笑いあり涙ありのインタビューとなっている。
「こころの遺伝子」第5回は26日よる10時から放送。予告動画は、番組ホームページ
↑この解説で 人は弱くてもいい と言うのが西原氏のメッセージなのかはちょっと疑問。
彼女と鴨志田氏のメッセージは 「どん底でこそ笑え」ではなかったのか?
弱い人間はそんなことできないと思うから。
そして自分自身を思い返せば どん底になった時果たして笑えるのか? それはまるで自信がない。
幸いにして、普通の感覚の両親と祖父母からずっと庇護されて少女時代を過ごし、そりゃあ子育てしながら四半世紀過ごしたんだから色々あったが、責任感があって家庭を大事にしようという気はある(アハハもって廻った言い方だわね)オットも居てくれる。
両親も年なので これから様々な喪失感も味わうこともあるかもしれないと覚悟はしなきゃならないが、自分ではどうしようもない、その時点では変えられない持って生まれた環境が大過ないものであったのは幸せなことだったのだろうなあと両親や神様に感謝しなければならないと思う。
で、ガラっと話は変わる
ところで そんな少女時代のワタシ 願って願ってもどうしてもかなえられなかった事は
「犬を飼う」ということであった。
病的なまでに潔癖症の祖母が犬嫌いだったのである。
犬が大好きだった私は何度もクリスマスにサンタさんにお願いしたり、隣の公園で捨てられていた犬をどうしても飼いたいと主張したりしてもかなえられず、仕方がないので近所の親戚の家の犬をかまいに行っていた。
親戚の犬も可愛かったけど やっぱりどうしても自分の犬ではなく 自分の犬と生活する、家の中に犬がいるという環境をずっと夢みていたのよね。
結婚してしばらくは子育てでそれどころじゃなかったけど、ムスコが中学に入って初めて飼ったのが今の愛犬である。もうこの三月に12歳になりそろそろ老犬の境地なのだろうが、見かけは老けず、まだ元気でイケメン 性格もいい(飼い主バカ)
今日はご近所奥様たちとそれぞれの犬を連れて 狂犬病の予防接種に行ってきた。
家の子は若い(4歳 ♀)の美犬トイプー二匹に囲まれて車の中で大興奮であった。
私たちの大好きな獣医さん。診療所は狭いし汚いし 獣医さんは飼い主には愛想もないんだけど、犬に対する愛情と的確な診断は尊敬すべき人物である。
それに ボッタクリの多いこの業界で信じられないほどの診療費の安さ。
スムーズに注射が終わって三人でそれぞれ犬を連れて駐車場に帰る時、ワタシは小脇に愛犬を抱えていたのだが、他の二匹はリードをつけて地面を走ろうとしていた。それを見て自分も下に降りたいともがいた拍子に・・・
爪がワタシのカットソーのすそにひっかかってしまった。
どのようにひっかかったのか 結構強い力がかかったようで 爪の先端が割れてそこに繊維がひっかかってしまっている模様。
とろうとしたら すごく痛そうに キャイーンと鳴かれびびってしまったワタシ・・・
その場で回れ右して診療室に戻った。
獣医さん
「あれあれ、ちょっと待ってね」と何かを出して 爪とワタシの服を離してくれた。
「爪、余分なところを切ったからね。」
「あ~良かった。ありがとうございます」
「あと あなたの服も切っちゃったからね。家に帰ったらほつれたところ縫っといて」
である。
ご近所奥様、駐車場で大笑い
「あのアバウトさがいいのよね~」

ちょいと疲れたぜ の愛犬

ちょいと破れたぜ のカットソー