局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

観劇で分裂する

2009-01-26 21:05:45 | 見る(映画 劇場 美術館など)
先週末、叔父のお見舞いから帰ってきた次の日から連続観劇だった。
チケットが取ってあったので続いてしまったのである。

* 宝塚 雪組 青年館での 「忘O雪」Oはれです。

音O 桂(Oは月です)主演。 お互いに惹かれあいながらもすれ違う男女の純愛を美しく描いた物語 だそうです。



ストーリーが韓流っぽいメロドラマでしたね。
趣味じゃなかったので批評はしないでおこうっと。
ただ 収穫は 主人公(音O)の親友役の男役 凰Oかなめ(Oは稀です)
背が高くてスタイルが良いし、芝居がのびのび軽やかで良かった。
この後☆に組み替えだってね。音oちゃんとのコンビがなかなか良かったのにちょっと残念ではあります。


* 土曜日 夫と下北沢 本o劇場に

町田康原作 パoク侍切られて候(oはンです)

 ←プログラムもヅカとは大分違いますのよ。

脚本と演出は 山内 o哉氏(oは圭です)

時代?物。


おそらくは江戸時代
平和極まりない黒和藩の街道に、二人の牢人が現れる。
牢人は抜く手も見せずに、太刀を振りかざすと、ずば。と、茶屋にへたりこむ巡礼中の老人を袈裟斬りに。
「びっくりしたじゃないか。なぜそんなことをする?」と問うたまたまそこに居合わせた藩士に掛は「こやつは新興宗教・腹oり党のメンバーですよ。殺しておかないと腹ふりが蔓延して、あなたの藩は無茶苦茶になってしまうよ」と答えた。
腹ふり党?なにそれ?ほんとにあるのそんなの?ってゆうかそんなに恐ろしい宗教なの?ってゆうかマジで?みたいな感じで、殿に進言。何故か家老の権力争いなんかにも巻き込まれて事態は意外な方向へ・・・
奇才・町田康の創作SF時代小説を浪花の星・山内o哉が完全舞台化!
2006年に大阪のみで公演された初演を完全版として再演決定!
乞うご期待!!


ホームページより抜粋

はちゃめちゃと言うかあほらしと言うかシモネタも満載 それでも笑っちゃったからいいのですが・・・

山内氏は才人だし、いい役者だね。かっこいいし 声もいいし 華もあるし
この人の大阪弁のアクセントの入ったしゃべり方、大好きです。

 ←この写真じゃかっこよさはわからないでしょうが・・・

チケットをとってくれた人(関係者)にお礼方々感想を書いたメールをしたら・・・

「アホらしさを楽しんで頂けたんであれば 感無量です。局さんの二日間の観劇のギャップたるや凄まじいものがありますね。 ご指摘のとおり・・・ 以下略」

ちょいと内部ネタつきのメールが返ってきて楽しかった。
そうか、アホらしさを楽しめばよかったのね♪W

確かに 前の日のメロドラマとこの日のはちゃめちゃ芝居じゃかなり隔たりを感じたなあ。鑑賞脳が分裂したような気がした。




ここのところ 帝劇だの宝塚劇場だのきれいな劇場に慣れていたので、この古びた空間と汚い座席が却って新鮮だった。
夫は隣の若い子の腕が手すりを越えて侵食してきて落ち着かなかったと文句を言ってましたが・・・ 

殆ど満席だったのは驚き。
夫と私でだいぶ観客の平均年齢をあげていた感じもあるけど・・・





コメント (4)
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