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局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

初めて経験

2015-11-22 22:49:31 | 
木曜日はワタシの生涯初参加のコンペだった。
建築士Nちゃんが自分の事務所主催で毎年開く催し。
ゴルフなんてやらない頃はまるで興味なく聞いていたのだけど、よもやワタシがこの年になってそれに参加するとはねえ。
「みんな参加者おもろい人ばっかりだから局ちゃんもおいでよ。パーティーもすごくおもしろいよ」人を乗せるのがうまいNちゃんの誘いにホイホイ乗ったが、コンペ会場となる某ゴルフ場の評判を見てみたら・・・
通好みの難コース
グリーンが特に難しい


げげっ

それに二日前までの天気予報では雨必至 しかも慣れないセルフプレー

Nちゃんに「迷惑かけたらどーしよー 通好みの難コースってなんだよ~ こわいよ~」と泣きついたが時すでに遅かった。

しかし容赦なく当日は訪れた。幸いにも天気予報は変わり、当日朝未明までの激しい雨は上がっていた。





東京駅に集まった参加者を乗せたバスは東京湾の橋を渡り海底にもぐりまた橋を渡り千葉の某所を目指す。
バスの後部座席では早くも朝ご飯をつまみにビールを飲んでるおじさんも・・・



ついたころには快晴。ちょっと北風が吹いてはいたが気持ちよいG日和。
主催者Nちゃんと委員長のあいさつの後 総勢20人5組のプレイが始まった。
Nちゃんの仲間は、同業者、仕事がらみの広告代理店のおっちゃん、仕事で家や事務所を建てたお客さんで気の合った人。
共通項は仕事もできるし遊びもできそうな人たち。
初参加のワタシにも優しく緊張を和らげてくれた。

同じ組で回ったのはNちゃんと 某名門私立の体育の先生だったスポーツ万能じいちゃんと某会社社長。

みなさんお上手。



しかし 通好みの難コース(しつこい)はその名の通りだし、雨対策のためかカップはとんでもない所に切ってあるしでベテランのオジサンたちも4パットするような難所も・・・ しかし、次の組も苦戦しているらしく、全然後に続いてこなかったため焦らせられないのは良かった。

ワタシも前半はさんざんで スコアカードを破り捨てたいほどだったが、教え好きのじいちゃんが、グリーンでコースなどもちゃんと教えてくれるし、加減もわかったので後半はどうにか持ち直した。






しかも、二人のおじさんたちは(局ちゃんのために面倒見の良い人を同じ組にしたんだからね>Nちゃん)残りの距離を教えてくれるは、グリーンに入ればいつのまにかパターは持ってきてくれているは、じゃぶじゃぶの斜面のところにボールが落ちれば、「打ち良いところに出しちゃいな」と面倒みてくれるは、結構な距離があるのにOKくれるはで・・・

いつも言っているオバサン四人の結構シビアなプレイマナーより全然ゆるかったかもしれない。

終わった後は結果発表とパーティーで大盛り上がり。




大学時代はスキーというスポーツつながりで色んな人とすべってその後は飲み会したりしてそれはそれで楽しかったが、その頃と同じ種類の楽しさを久しぶりに味わってしまった。

なるほどね~ こういう世界もあるのね~ って感じであった。世のオジサンたちはゴルフゴルフって言うわけですねぇ。

まあ、自分が健康も大事だけど、家族になんかあってもこんなことしちゃいられないけどね。
アップダウンが多いコースだし、色々走り回ったので次の日はかなりの筋肉痛の身体にモーラステープを貼りつつもなるべくこれからも細々参加できたらいいなと思ったのであった。
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ベストシーズン

2015-09-27 20:31:35 | 


6、7,8月と暑さと霧との闘いだったゴルフラウンド

やっと心地よい季節になった。

シルバーウイーク中、いつもは平日しか行かない私たち初心者オバゴルファーたちだけど、キャディさんが割引招待してくれたので行ってみた。
清澄という美しいコースである。
コース整備は良いし、ついてくれたキャディさんはベテラン、お天気も良かった・・・

こりゃー ベストスコアを狙うチャンス! とばかり心秘かに誓ったワタシだけど





ティーショットはいいもののセカンドがまるで当たらず・・。
谷には落ちる、池にはハマル・・・ バンカーからは出ない・・・ グリーンでも寸止めで入らないorカップの縁をまわってこぼれる と散々であった。

途中 兄代わりAから

「おまえ 今日はこっち(実家方面)に居るんきゃ?」とメールが来たから
「今、埼玉でラウンド中だよ」と返したら
「埼玉でゴルフやるヤツにロクなヤツはいねえ。さっさとやめて碑文谷のダイエーに行け」

というワケわからないメールも来た。

余計調子が狂ったではないか。

家に帰って、スコアシートを見ながら秘かに嘆き、ハンセイしているところに
ちょうど他の用事建築士Nちゃん(ゴルフ歴20年超)からLINEが来たので

「今日はひどかったんだよ~」と嘆いたら

「良い天気に良いスコア無し! 論語にも書いてある!」と一刀両断された。なるほど・・・

しかし、どんな目に合おうとも、その時は嫌になっても「もうやめよっ」と思わないGの魅力

さっき夕飯後にソファで肘枕しながらうとうとしていたら、アプローチショットを打った夢を見て肘が頭からはずれてソファから落ちそうになって目が覚めた。

これを病膏肓と言うのであろう。






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五里霧中

2015-08-31 21:50:46 | 
今までブログには書かなかったが、二年ほど前からゴ○フを始めた。
40代の頃にも何人かから誘われたのだけど、その時は 興味もなかったし「絶対にしない!」と自分で決めていた。昔から文化系インドア派。しかもいい年こいてわざわざお金をかけて紫外線にあたってシミ&シワを作るのもどうかと思ったし、それを公言していたのである。

しかし、人間ってわからないもんですね。二年前に着物の会をやめてその分ちょっと趣味に費やすお金と時間の余裕ができた。その時何か楽器をやるかなとも思っていたのだけど、たまたま親しくしているジムの女性からゴ○フスクールの体験レッスンに誘われた。

まあ打ちっぱなしのレッスンくらいはやってみようか 嫌ならやめようと思って軽い気持ちで始めたわけです。やってみたら案外楽しかった。スコーンと当たって飛んで行くと気持ちがいいし、人と対峙して戦う系の球技(テニスとか、ましてや集団でやるママさんバレーの類)は今も昔もやる気にならないが、こういう自分との闘いってのは熱くならないワタシには合ってる気がした。

週一度、一時間少人数でコーチについてのレッスン。半年やってからスクールのラウンドレッスンに参加。練習場ではまあまあ当たるようになってたのに、実際のラウンドでは当たらないってことに結構愕然とした(だって地面って平じゃないし草も色んな生え方してるんだものw)

しかし、それも苦節半年。どうにか自力やっても同行者に迷惑がかからないだろうと自己判断したところで、去年の七月に友人とラウンドを始めた。
これぞ50の手習いってなもんである。

最初は服装などの準備からしてわからなかったけど、友人に聞いたりネットで調べたりしてどうにかこなした。だから最初のうちはただただ緊張感が先に立って楽しいよりめんどくさいと思った。ただその中に(もしかしたら面白くなるかもしれないなぁ)ってかすかな予兆があったし、最初ひどかったからまわるたびにスコアも縮まってきたのでだんだん面白くなってきた。
一緒に行くのはジム女子友の四人というメンバーも固定、平日に安い所を見つけて予約するのがワタシの役目、一番高速入口に近くて運転が苦にならない一人がみんなを乗せてくれて、交通費を三人で負担。誰かが都合が悪くなったら違う人も誘う形にしてなるべく安くあげ とにかく暑い時も寒い時もまずは経験してみようと思って毎月一度は行くようにした。ワタシは一旦始めるとそうのめりこまないけど結構しつこく淡々と続けるのである。

実は始めた動機の一つに いつかムスコとまわりたいってのもあって、それは彼の平日休みの時、去年の秋に果たした。それはそれで楽しかったのでそのうち機会を見つけてやろうと思う。今度はお嫁ちゃんのお父さんと三人でと誘われているし。こういう付き合いができるかもってのもこのスポーツならではかもしれない。

で、ですね。

以前から誘ってくれていたのが 親友AとNちゃんのリケ女キャリアウーマンズの二人である。
中でも、もう20年以上のキャリアをもち、自分の事務所でコンペも開いているNちゃんが「局ちゃん、やっと始めたんだね 今度ワタシの友達とツアーに行こうよ」と親友Aと一緒に誘ってくれたのである。
ワタシが7、8月 氷嚢とスポーツドリンクと虫よけと日焼け止めを駆使してくそ暑い埼玉でラウンドしていた話をしたら
「燃えてるねえ わたしだって真夏にここいらでラウンドするのはこの頃嫌だよ。どうせなら涼しい所行こうよ。標高1000mだから絶対に涼しいから。富士山も海も見えるし、すんごく気持ちよくラウンドできるよ!」と とても魅力的な言葉で・・・

Aも仕事を工面して行くというし、ワタシもオットに(彼はやらない人)行ってもいいかい?とお伺いをたて(まあ好きにすればとのこと)行くことにしたのである。

石川さゆりのほにゃらら越えの地である。

しかし・・・・ 

まだまだ酷暑のはずの東京の八月末、そこから抜け出して涼しい高原で快適なプレイ! のはずが 先週からあんれまぁ涼しくなっちゃったではないの・・・

そこからして思惑はずれだったが、NとAという気の置けない二人とその仲間の体育会&理系おじさんたちに囲まれて、楽しく話しながら新幹線で熱○まで行き、その後伊○へ バスに乗って高原に向かう間

・・・・あんれま 周りはミルク色の霧がたちこめてきたではないの。それも前の車のテールランプを頼りにしないとすすめないくらいの霧が出てきたではないの・・・

クラブハウスの20mくらい前にバスが停まると建物のドアが煙って見えないくらいの霧ではないの

(うっそ~ この中でやるのか?)と思ったんですけどね。誰一人やめようと言う人がいない体育会系のノリのオジオバたち・・・



結局この中をNとAとワタシと三人で回った。前はオジ四人、後ろは別のグループの熟年カップル。
もちろん前の人がどこにいるかなんてわからないのでカートの位置をパソコン場面で確かめて打ち込まないようにしながら。
ティーショットだってまるで球筋なんて見えない。一人が打っている後ろで二人がしゃがんで必死でボールを目で追って
「多分ナイスショット」「多分ちょっと右」などと予想をしてだいたい落ちたところを予想してカートに乗りながらも必死でボールを見つけながら霧の中を進む。
幸い同い年の女性トリオ。若い子たちみたいに飛距離はないけどそんなに曲がらない。一人のボールが見つかるとだいたいその辺に他の2人のも転がっていることが多くてホールごとにロストボールするかと思いきや、案外ボールは見つかったのである。

しかしグリーンの5mくらい手前にたどりついても旗の立っているところも見えずに、どっちに向かってアプローチしていいのかもわからない。仕方がないので一人がピンのところまで行ってめちゃくちゃ手を振って「ここだよ~~」と怒鳴る始末である。今思い出すと笑える。

一度は誰のボールも見つからないのでローラー作戦としてフェアウェイを縦に三分割して三人で探して歩いたが、方向音痴のワタシは霧に巻かれてどっちがピン方向かわからなくなり、こりゃ~一人だったら遭難してるだろうと思った時もあった。

しかし、ハーフが終わってスコアを数えると、そんなに悪くなかったのである。余分な事(バンカーだの池だの)にまどわされずにいつもより球とその方向だけに集中したことが良かったかもしれない。霧が出やすいコースのためか、ティーグラウンドに、こっちに打ちなさいっていう→の標識が置かれていたので、とにかく一打目はその方向に打つことに専念。しかしボール探しに時間がかかって二時間半くらいかかってしまったけど。

お昼を食べてもいっこうに晴れない霧だけど、誰ひとりやめようと言わないw 次の組の熟年カップルはやめたみたいでラストはワタシたちだったので焦らずにはできたけど。

後半終わってかなり疲労困憊だったが、三人とも感想は「大変だったけど楽しかったね」である。いつかはこの三人でやりたかったのがかなったってこともあったけど、こういう困難なところで、それぞれ助け合うことができたこと。
そりゃあキャリアがあって、ここのコースにも慣れているNちゃんにはお世話になった部分が多かったけど、ワタシも案外ボールを見つけたし、ホントに理系頭のAは立体思考ができるのでグリーン上のコースを読むのがとっても上手だから、参考になったし。

「こうやってさ、この先年とっても助け合って生きて行こうね」
「ホントだよね、それぞれの得意分野で補い合わないとね、これからは色々衰えるんだからさ」
「うん、これからもよろしくね」

思いがけなく改めての女の友情を再確認し、今後それを強固にして老後に備えようとの覚悟もできたのであるww

しかし来年こそは カートのパソコン場面でしか確かめられなかった、見えるはずの富士山、見えるはずの伊豆大島を拝みたいと思った。

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