天竜浜名湖線の始発駅新所原から終点の掛川まで2日掛けて乗りました。
地図を見ていて見つけた路線で、一度乗ってみたいと思いました。
夏休みの孫達が帰った後に夫婦でのんびり行ってみました。
一両の運行が基本で車両の両端に運転台がありました。
運転手さんのみのワンマンディーゼル列車です。
路線バスと同様な整理券発行機と運賃箱がついています。
子供からのメールで三ヶ日駅のかき氷が美味しいと言うので三ヶ日駅に降りました。
昼間は1時間に1本しかないディーゼル列車です。その1時間の間に姫街道沿い近くの店を見つけて食べて帰らなくては。
いっぱいのかき氷の上と中に三ヶ日みかんの甘く煮た皮とみかんの濃厚な汁がたくさん掛かっていました。
三ヶ日みかんの煮た味のするかき氷に感動しました。
さらに横に甘い三ヶ日みかんの汁と,煮た三ヶ日みかんが1個付いていました。
暑いなかを歩いて来たから本当に美味しくかったです。
お店は昔のままの雰囲気で最高に良かったです。
次の列車の時間を考えるとゆっくり出来ずにあわてて店を出て、あわてて歩いてのでまた汗だらけになっていました。
帰りに列車が来るまでに駅の中から撮った写真です。窓がいっぱいあってとても素敵な駅構内です。
三ヶ日駅
新所原駅に止まっていた黄色の列車は、列車のお医者さんだそうです。
走行しながら線路のゆがみ具合、架信号電流の状況等を点検する列車だそうです。
新幹線ではドクターイエローと言う新幹線型の黄色の電車が点検で走っているそうです。
その日に泊まるホテルのある浜名湖佐久米駅で降りました。
列車が行ってしまうと、線路の向こうは奥浜名湖の護岸で、波が打ち寄せて来てます。
ホテルの夕食はバイキングで、うなぎご飯、三ヶ日牛のしゃぶしゃぶ、豚肉のBBQ等をお酒と一緒にたくさん食べました。
7階で眺めがよくて、35㎡の和洋室でゆっくり出来ました。
奥浜名湖を通る姫街道は東海道の御油宿から当古~長楽~嵩山~本坂峠~三ヶ日~気賀~見付宿へと通じるおよそ60kmの道です。
脇街道のこの道は宝永4年(1707年)東海道筋を襲った大地震の為、
浜名湖口から新井宿一帯が大打撃を受けて、そのときに臨時に江戸時代に幕府御用道として注目されるようになったそうです。
姫街道 歩いてみたいわ。てくてくと。
あと、姫街道がこんなところまで来ていたとは、知りませんでした。
暑い時、こんなに美味しい物と改て思いました。
本当の三ヶ日みかんの味は最高でした。
東海道を歩く人は多いですが、姫街道も良いですね。
1707年の宝永地震津波によって、新居宿および新居関は流失し、
浜名湖が太平洋に通じる今切は1里(約4km)もの大口を開けてしまったそうです。
「法螺でない荒井の津波路」とまで呼ばれた危険な渡海を避けて、姫街道が利用されるようになったそうです。