☆心に留まった光景☆

ささやかな感動した景色、出来事を載せてゆきたいです。

京都涼しい場所 ② 川のある所

2013年08月15日 | Weblog

圓通寺で、上賀茂神社までは20分ぐらいと聞き歩いて行くことになりました。
しばらくは木陰続き、涼しく歩けました。 
暑い京都は何処にと思うほど快適でしたが、途中から木陰が無くなり、プラス20分は多く歩きました。

最近は女性だけでなく男性も炎天では傘をさすそうで、弟も傘をさして歩きました。
私も普段は帽子、でも今日は傘をさして歩き正解でした。
日ざしの強い時は紫外線だけでなく、日陰ができ涼しいと改めて思いました。 

上賀茂神社近くなると、土塀の家が続いています。
               
  
さらに歩くと家沿いに川が流れています。
小さいけど勢いよく流れている川から、涼しいと言うオーラが流れて来ています。

 
          
「柊野(ひいらぎの)堰堤」と「明神井堰(いせき)」で鴨川から取水された農業用水で
上賀茂神社境内では御生所川・御手洗川と言う名前の聖なる川です。
境内を出て社家町に入ると明神川になります。
社家町の前で分かれた一つは再び賀茂川に戻るそうです。
    
社家町は中世の頃から上賀茂神社の神職たちが明神川沿いに代々屋敷を構えていたといわれ、
現在でも、上賀茂神社から明神川に沿って、趣のあるかつての社家町が続きます。
私も初めて、このゆったりして古い京都が残っている景色を知りました。

この川に沿って上賀茂神社の境内に入ると、
近くの人達が木陰で足を川に浸したり、子供達は楽しそうに川遊びをしていました。 

           
川が流れを見ているだけでも涼しいし、心がフレッシュな気分になります。

そして上賀茂神社
            やきもち

バスにのると駅まで1時間以上、途中バスを降りて地下鉄に乗り換えれば良かった。

京都駅近くなると二階建ての町屋が消えて、町屋の間に11階建ての新しいマンション風のビルが乱立して
京都の町の景観がすごく悪くなったと思いました。
古い町にはビルを建てる規制が入っていると思うけど、
もっとビルを低層に建てるとか出来なかったのかしら。
どんどん京都らしさが無くなっていくようで残念に思いました。
子供の頃は大文字さんが全部見えるように建物が低層で規制されていたような気がします。
住みよくて昔の面影も残してと言うのは難しい事と思います。     

コメント (2)
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京都涼しい場所 ①寺院

2013年08月15日 | Weblog

弟夫婦の誘いについて暑い京都までお墓参りに行きました。
暑い京都ですが、岩倉にある緑の多い寺は涼しいそよ風がありました。
先ずは妙満寺
       

静かなお寺の縁側で座ると、涼やかでのんびりぼーっとできました。
 高い天井と広い畳の空間  その前の縁側に座って

 雪の庭  庭の向こうに比叡山

「雪の庭」比叡の山並みを借景にとりいれた枯山水庭園。
清水寺成就院「月の庭」、北野成就院を「花の庭」(現存せず)と「雪・月・花」の三名園と称されていたそうです。


次に炎天を歩いて圓通寺
また縁側でゆっくり庭をみました。またぼーっとのんびり出来ました。
          

   玄関を入って     縁側へ  

ここの庭は今はほとんどが失われいる借景庭園で知られているそうです。 
              
借景庭園外の山や樹木、竹林などの自然物等を庭園内の風景に背景として取り込むことで、
前景の庭園と背景となる借景とを一体化させてダイナミックな景観を形成する手法だそうです。
パソコンでこの作り方を見て、豪快な庭の作り方と思いました。
沢山の緑のさわやかな風のおかげで暑さをそれほど感ぜずゆっくり楽しいひと時が過ぎました。

コメント (4)
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