tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

大寒の霜柱、片隅の春:リュウキンカ

2021年01月31日 10時12分16秒 | 環境
大寒の霜柱、片隅の春:リュウキンカ
 今日で1月も終わり、もうすぐ今年は1日早い立春です。

 暦が「まだ大寒ですよ」と言いたかったのでしょうか、都下の国分寺では早朝の気温は零下2℃、寒い朝でした。

 朝の日課、生ごみを庭の端に掘った穴に捨てに出ましたら、狭い庭もチューリップの球根を植えた花壇も霜柱で一段高くなっていました。

 今年はずっとカラカラに乾いていましたので、霜柱が立たなかったのですが、先日来の霙や雨で立派な霜柱が立ったようす。

「 サクサクと霜柱を踏んで」という昔の教科書の一説を口の中で暗唱しながらごみを処理して、振り返れば、踏んだところは、2㎝近い霜柱が横倒しに倒れていました。



 その足で玄関わきの塀際のリュウキンカ(立金花)を見に行きました。ここは午前中だけ日が当たるところで、ここのリュウキンカの株は開花が最も早いのです。開花に気づいたのは昨日夕刊を取りに行った時ですが、予想通り、未だ1輪だけですが綺麗に咲いていました。





 このところ、わが家の庭で最も早く咲いてくれる花としてリュウキンカの事は、毎年このブログで取り上げているのですが、昨年「今年は早く」と書いたのが 2月の15日です。

 それにしても今年の早さは異常で、まだ1月、大寒の最中です。(なぜこんなに早いのかは解りませんが)
 確かにあけぼのつつじの下の株などは、未だ良く見れば蕾が出てきた程度ですが、玄関の塀際の株の開花の速さは驚きです。

 やはり毎朝、朝日を浴びると植物も特別元気が出るのでしょうか。そういえば今年は晴天の日が多かったですね。よく見ると同じように日の当たる玄関わきの窓の下の原種のチューっリップも、細い鋭い浅緑の葉が、少しづつ伸びてきていました。



 狭い庭でも、大寒と早春が混在する面白さを、すっきり晴れた空の下で爽やかに感じる日曜日の朝でした。