tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

一雨ごとの暖かさ

2009年03月10日 11時51分28秒 | 経済
一雨ごとの暖かさ
 日経平均は「バブル後の最安値」を記録したそうで、世界的に見れば、実体は最も健全なうちにはいる日本経済なのに、なんで株価がアメリカ並みに下げるのかなどと思う方も大勢いらっしゃるでしょう。

 株価は、いわゆる機関投資家の売買で、ほとんど決まるのでしょうし、経済や経営の実態に加えて、いろいろな「思惑」が多様に絡まりあい、しかも東京市場でも、今はメインのプレーヤーは外国資本でしょうから、日本人が思うようには行かないのも当然でしょう。

 ところでもうすぐお彼岸、日も延びましたし、今日あたりは、まさに、「一雨ごとの暖かさ」といった言葉が実感されます。
 ベランダでは昨年採り残した小松菜が伸びて黄色の花を一杯に咲かせていますし、部屋の中では、これも昨年捨てたごみの中から生えてきたマンゴーの木を鉢に移したものが、またそろそろ丈を伸ばそうかと準備をしているようです。

 昨年この時期のブログに書きました「小鳥たち」も、昨年よりも賑やかに来訪します。多少大型のむくどり、ひよどり、やまばとも毎日のように来ますし、めじろやじょうびたきは昨年よりも個体数が増えたようです。

 桜前線の予想も今年は早めのようで、いよいよ春ですが、経済の春はいつになるのでしょうか。ただ待っていても中々来そうもありません(わたしは循環論者ではありませんので)。
 
 中身は確りしている日本経済です。もうひと頑張りして「これからの世界が望んでいることに着実に答えているのが日本だ」ということが解ってくれば、経済は世界に先駆けて回復可能でしょう。
 そして、多分、株価はそれを先読みするのではないでしょうか。