Altered Notes

Something New.

鳩山元首相がウクライナ批判をした理由

2022-03-02 10:29:10 | 人物
ロシアによる武力侵攻(侵略)が続くウクライナだが、その最中に鳩山由紀夫元首相がウクライナの大統領を批判するツイートをして炎上している。

「鳩山由紀夫元首相がゼレンスキー大統領を批判 「親露派住民を…虐殺までしてきたことを悔い改めるべきだ」」

上記記事にある鳩山元首相の言い分はロシア側のバイアスが強くかかったものとなっている。

なぜか。

駐日ロシア大使から聞いた話をほぼそのままツイートしていると思われるから…である。

どういうことか?

数量政策学者の高橋洋一氏に拠れば、鳩山由紀夫氏という人物は

「直前に聞いた話をそのまま言う」

のであり、そしてそれだけの人である。

実際、鳩山氏は最近になって駐日ロシア大使の訪問を受けているのだ。その際にたっぷりロシア側の言い分を聞かされたのだろう。おまけに外務省からのコミットも特に無かったのだろう。鳩山氏にとってはロシア大使の言い分が例のツイートの”直前に聞いた話”となったのである。これだけのこと、なのだ。

鳩山氏には核になる志を感じない。いつも上記のような成り行きで語る内容が決まってしまうところがある。なので、鳩山氏に対して本格的な反論をしたところで糠に釘のようなものである。なにしろ「最低でも県外」で「トラストミー」と大見得を切った約束を反故にしてしまうほどの人物である。また鳩山氏独特の「友愛」は脳内お花畑を象徴する信条であり、多くの人の哄笑を誘っている実情はよく知られている。(*1)



ウクライナ問題についてはロシア側に立つ人々の言い分は「侵攻の有無」も含めてほぼ外れているのが実態だ。普通に考えて、鳩山元首相含めて親露勢力の信用度は極めて低いと言わざるを得ない。




--------------------------



(*1)
以前、中国の習近平主席肝いりの「一帯一路」構想について、鳩山氏が習近平主席に対して「友愛の理念」で築くように進言した、という記事(2019年12月)を読んだ時には笑いを通り超えて茫然となった。鳩山氏には現実が全く何一つ見えていない事が確信できたからである。こんな人物が日本の総理大臣だったことを本当に恥ずかしく思うところだ。