Altered Notes

Something New.

女性一般の思い上がりが極大化した現代

2022-02-17 18:08:18 | 社会・政治
当ブログでは以前にも現代女性一般の意識の変化、そして男性に対する極めて思い上がった傲慢にして増上慢な意識のあり方を指摘してきた。

『男性の生涯未婚・彼女諦め その理由』


最近になってこうした傾向が顕著に現れた事案が発生したので紹介する。

ビデオゲーム内のスポーツ(eスポーツ)などで試合を行って賞金を稼ぐプロゲーマーという人々が居るが、女性のプロゲーマーの一人が男性一般に対して鼻持ちならない暴言を吐いて問題化している事案である。概要は下記の通りである。


プロeスポーツチームを運営する「ブロードメディアeスポーツ」(東京都港区)に所属する女性ゲーマー・たぬかな選手(同社運営のプロeスポーツチーム「CYCLOPS athlete gaming」所属)が2022年2月15日にライブ配信プラットフォーム「mildom」で配信したコンテンツ中での発言が問題となっている。

たぬかな選手がUberEatsを利用した際の若い男性配達員の身長について、たぬかな選手が男性に望む身長(170cm以上)を満たしていなかった事で、この配達員を激しく見下す発言をしてしまったのである。

この件について、たぬかな選手は次のように発言している。

「165(cm)はちっちゃいね。ダメですね。170ないと、正直人権ないんで。170センチない方は『俺って人権ないんだ』って思いながら、生きていってください。骨延長の手術を検討してください。『骨延長手術』で調べてください。170あったら人権がちゃんと生まれてくるんで」

話が人権にまで行ってしまうところがなんとも無知無学な子供のようだが、総じてこのような傲慢かつ幼稚な自説を述べて恥じないのがこの選手である。(*1)

男性配達員は配達時に たぬかな選手 に対して連絡先を尋ねるなどモラルに欠ける言動をしているので、そうした非常識に対して憤りを持つことはむしろ当然と思えるが、その憤りが本来あるべき程度を大きく超えてしまったところに同選手の悲劇がある。配達員のモラルの問題はUberEatsの運営にクレームすべきであり、それだけのことだからだ。

同選手は最初の発言に続けて、批判的な視聴者に対して・・・

「ほんまちっちゃい男に人権あるわけないだろお前、調子のんな」

・・・などと対応している。これはこの選手が普段から男性一般に対してそのような蔑視感情・差別感情を強く持っていた事を示していると言えよう。そうでなければ出てこない類の言葉だからである。

こうした発言はネット上で物議をかもしていたが、同日夜になって、たぬかな選手はツイッターで次のように発信した。

「高身長が好きって言いたいだけでした...いつもの配信の身内ノリで言葉が悪くなっちゃいました、ごめんなさい~...」

・・・などと謝罪の言葉を述べているが、そもそもこの謝罪も幼稚であり、幼い子供同士だったら通用するかも…な言葉である。精神的な幼さを如実に感じさせると共に、欠片ほどの誠意も感じられない事で謝罪になり得ていない。同選手は29歳ということだが、とてもその年齢とは思えない幼さである。(*2)

「ヘイト発言だ」という批判も受けたようだが、同選手は「ヘイトのつもりではなかった」と弁明している。だが、この言い訳は無理が過ぎる。なぜなら、発言内容は正にヘイトそのものだからである。同選手はそもそも「ヘイト」という言葉の意味が理解できていないのであろう。精神的に幼く無知であり無教養ということだ。


同選手自身が異性に望む身長のスペックでここまで男性を貶めて恥じないメンタリティーを持っている事には喫驚しかないが、実はこれが最初に挙げたリンク先記事で解説した「女性一般の思い上がり」の実態なのである。

我々が認識すべき大事なポイントは、これが決して「同選手だけの特殊な事例ではない」ことである。
実は現代の若い女性の大半がこうした鼻持ちならない傲慢極まりない意識を持っている…という社会的な背景があるからこそ普通に出てきた発言であることは特筆しておきたいところである。(*3)

現代女性の大半がこの選手と同じ想念を抱いており、男性を見下す目線を標準的に持っているのである。これが現代に於いて社会問題となっている「非婚化」「晩婚化」「草食男子」「婚姻数の減少」「少子化」などの全ての事象のベースとなっているのだ。





----------------------------




(*1)
こうした場面で安直に「人権」という重厚な単語を出してしまうのは現代の若年層の特徴のようだ。彼らは「人権」という言葉が持つ本来の重大な意味と価値を知らないのである。この単語だけでなく、若年層は概ねその言葉の意味を知らずに「流行りだから」というだけでノリで使ってしまうようだ。これは若いユーチューバー等の若年層には頻繁に見られる特徴の一つである。そして、こうした傾向を作り煽っているのはTV局等のマスコミだ。特にTV番組での間違った言葉の氾濫は目を覆いたくなるほどであるが、そのような間違った言葉・用法やいい加減な表現ばかり見聞きしていれば若年層も「これでいいんだ」と思ってしまうのは自然な流れである。TV等マスコミの罪は非常に重い。

(*2)
2月17日に、プロゲーミングチーム「CYCLOPS athlete gaming」を運営するブロードメディアeスポーツは「鉄拳」プロプレーヤーの たぬかな選手 との選手契約を解除したと発表している。同選手はさも反省しているかのような態度を示しているそうだが、同じような間違いを過去にもしでかしている事と、発言内容がその場の思いつきではなく普段からそのような観念を持っていたからこそ出てきたものであることが明白である以上、本人は全く反省していないであろう事は間違いない。恐らく「運が悪かった」くらいにしか思っていないだろう。また、同選手は自分がしでかしたことがスポンサー企業に泥を塗る行為になっていることも自覚できていない。さらに言うならeスポーツ界やゲーム界のイメージも悪くしているのだが、そこまでの想像力はなかったようである。本当の若年層ならともかく、29歳にもなって何をやっているのだろうか。呆れるばかりである。

(*3)
例えば人気カップルユーチューバーの「もちょぺ」の彼女側である「しょちゃん」は「男性と付き合うなら身長は170cm以上でなければ嫌だ」という趣旨の発言をしている。「170cm以下(の男)は”ごめんなさい”」として身長で男性を排除し差別する意思を示している。一種のヘイト発言だ。(*3a) もちろん、誰でもパートナーに望むスペックは自ずとあるものだが、それを公の場で表明していいかどうかは別問題なのである。しかし精神的に幼い彼女たち(ゲーマー、ユーチューバー等々)はそこが認識できず判断できないのだ。理由は彼女たちの幼さと意識の低さにある。

(*3a)
これもまた「※但しイケメンに限る」という女性一般の意識の延長上にある規範なのだろう。