菅総理が自民党の総裁選出馬取りやめを明らかにしたことで政局が大きく動いている。菅総理自身は総理の座に執着する考えは元々無い人なので、恐らく安倍総理の後のリリーフという意識が強かったのだろうと思われる。左翼色の濃いマスコミは菅氏がブレているかのように報道するが、真実は逆で実はブレていないようだ。ブレているように見えるのは、マスコミが総理自身に取材せずに周囲の人々からの言葉を鵜呑みにして垂れ流しているからである。
それはともかく、現在の状況を受けて左翼で反日で自民党嫌いのマスコミ各社は岸田文雄氏を推し始めた。
なぜか。
岸田氏は自分の言葉で語ることができず、官僚が書いた文章を読むだけの人なのでマスコミがコントロールしやすいからである。岸田総理ならば中味が無いので親中派やマスコミ（左翼）の要求が通りやすくなる。親中派大喜びである。「日中国交正常化50年の2022年に『習近平来日』や『コロナ増税』など何でも有りになる」と警鐘を鳴らすのはジャーナリストの門田隆将氏だ。
自民党総裁候補には高市早苗氏も立候補を明らかにしているが、ＮＨＫは高市氏が総務相時代にNHK改革等を主張していた事から高市総理誕生を阻止したいのであり、ＮＨＫにとっては官僚のマリオネットである岸田文雄総理の方が都合が良いのである。9月3日のお昼のニュースでＮＨＫは“岸田さん以外に立候補者がいなければ17日に岸田総裁が誕生する”と報道した。そのまんまＮＨＫの願望を客観的な報道にすり替えて流すのである。これは正にＮＨＫが報道機関ではなく左翼の情報工作機関であることの証拠と言えよう。卑劣である。
岸田氏の総理大臣が駄目な理由は他にもある。
「とにかく話が面白くない、つまらない」と言うのはジャーナリストの長谷川幸洋氏である。長谷川氏は岸田氏の地元である広島市での講演で「（岸田氏が）役人の話をオウム返しに言っているだけだから、つまらないのだ」と話したところ、岸田氏の後援会長が「それは私が長年、本人に言い続けてきたことだ」と認めていたほどである。すなわち、「発信力が無い」のであり、すべてが官僚依存で自分自身の言葉を持ち合わせていない点に行き着くのだ。
また、政治記者たちとの会合に於いても、記者連は岸田氏と同じテーブルにはなりたくないそうだ。つまらない以前に、話が続かずにすぐに終わってしまうからだそうで、政治記者たちも岸田氏が面白みのない退屈な人物であることを良く知っているのだ。岸田氏が講演をしても白けて退屈する人が大半であり、中には「金返せ」と憤る人も。しかも岸田氏自身は聴衆の不満にも気が付かないようである。
ジャーナリストの有本香氏は、8月26日の出馬表明会見で岸田氏が「改憲をしっかり考えていく」と述べたのに対して、「考えるだけではダメですよ。やらないと。やれば、日本の歴史にその名が刻まれます。「考える」ではなく「やる」と言い切る自信もないなら、総裁選そのものから手を引かれるほうがいい。」とツイートしている。(*1) また、「岸田氏が”森友問題にさらなる説明を”と述べた」とする報道が朝日新聞デジタルに掲載されたが、これについても有本氏は「失礼ながら、朝日の陥穽にかくも易々とはまるようでは国民のための政治はできないと思います。」とツイートした。全くその通りであろう。総裁選以前から早速朝日新聞に踊らされている岸田氏・・・いかりや長介氏なら「駄目だこりゃ」と嘆くところだろう。
このような人間力の低い人物を総理大臣にしてしまうと、国際社会に於ける日本の立ち位置が悪くなるのは確実である。国際政治は特に属人性が強く求められるので、発信力の欠如やコミュニケーション能力の低さは真に致命的だ。それでもマスコミや親中派にとってはもっとも都合が良い人物ということなのである。また、岸田氏を推している人々は、「国際社会の中の日本」という視点が無いのだろう。日本国内の小さなムラ社会の論理でしか考えていないものと思われる。残念なことだ。
どう考えても「岸田総理」は実現してはいけない。駄目、絶対…である。
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(*1)
2021年10月31日の有本香チャンネル特番に出演した森喜朗元総理は「岸田氏の口から改憲の話を聞いたことがない」と証言している。岸田氏には改憲の意志は無いと見て間違いないだろう。［2021年11月3日：追記］
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＜2021年11月11日：追記＞
11月10日に第二次岸田内閣が発足したが、相変わらず中露の軍艦が日本を一周した件についてダンマリである。それどころか、媚中派の林芳正日中友好議連会長を外務大臣に起用するなど、中国に尻尾を振るような情けない首相である。自民党幹事長は”謝謝茂木”でおなじみの茂木氏だし、完全に親中に舵を切った政権になりつつある。当記事本文でも記したように、先の総裁選で最も面白みのない人物だった岸田氏。親中の顔ぶれを前面に出すことが国民にどのように映るのか全く考えが及ばないようだ。想像力が貧弱過ぎるのだろう。このままいくと、習近平主席の国賓来日が実現してしまう可能性もある。そうなったら、世界中から笑われるだろうし、国際社会における日本の信用は地に落ちるのは間違いない。そんな自明の理ですら判らないのだ、岸田氏は。最悪である。所詮、”総理大臣になること”が目的だった人物であり、その程度の人物だった、ということである。
＜2022年5月11日：追記＞
5月5日にイギリスはロンドンで講演した岸田総理だが、「安心して日本に投資してほしい。『Invest in Kishida（キシダに投資を）』です」と発言して失笑を買ったそうだ。岸田政権が発足して以降の日本株は下落傾向が続いていて、2021年9月から2022年1月のたった4か月間で東証一部の時価総額が100兆円吹き飛んだのである。これは岸田総理のせいである。そして今度は前述のロンドンでの講演で岸田首相は自らが掲げる「新しい資本主義」を説明するとともに、半分以上が現金や預貯金とされる約2,000兆円の個人資産を投資に振り向けるようにするという「資産所得倍増プラン」を披露した、ということだ。何のことはない、国民に「投資して財産増やせよ」と言ってるだけで、国は何もしないのだ。ふざけた話である。自民党総裁選の時に岸田氏は「令和版『所得』倍増計画」を掲げていた。だが、いつのまにかそれが『資産』倍増プランとなり、どうやって倍増するのかと思えば「投資しなさい」と言うのだ。要は自分で増やせ。これが『新しい資本主義』…というのは余りにも幼稚で稚拙過ぎるだろう。案の定、ロンドンで岸田講演を聞いた聴衆（シティに働く金融のプロ達）に失笑されていたのだ。しかも、「インベスト・イン・岸田です」の「です」が英語の「Death」に聞こえた節があり、「岸田の死に投資を」の意味に取られた可能性もあって、もう無茶苦茶である。漫談やってるのではないのだから、しっかりしてほしいところだ。首相就任後に株価時価総額を100兆円ふっ飛ばした岸田総理だが、今回のロンドン講演で世界に「岸田に投資を」と呼びかけてから日経平均は1000円以上下げている。だから”岸田氏では駄目だ”と言っているのだ。さっさと辞任するのが日本の為だ。これ以上、世界の笑い者に総理大臣職は任せられない。
参考記事：
『100兆円吹っ飛ばした岸田首相に投資家が大ブーイング「支持率3％」の惨状」
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それはともかく、現在の状況を受けて左翼で反日で自民党嫌いのマスコミ各社は岸田文雄氏を推し始めた。
なぜか。
岸田氏は自分の言葉で語ることができず、官僚が書いた文章を読むだけの人なのでマスコミがコントロールしやすいからである。岸田総理ならば中味が無いので親中派やマスコミ（左翼）の要求が通りやすくなる。親中派大喜びである。「日中国交正常化50年の2022年に『習近平来日』や『コロナ増税』など何でも有りになる」と警鐘を鳴らすのはジャーナリストの門田隆将氏だ。
自民党総裁候補には高市早苗氏も立候補を明らかにしているが、ＮＨＫは高市氏が総務相時代にNHK改革等を主張していた事から高市総理誕生を阻止したいのであり、ＮＨＫにとっては官僚のマリオネットである岸田文雄総理の方が都合が良いのである。9月3日のお昼のニュースでＮＨＫは“岸田さん以外に立候補者がいなければ17日に岸田総裁が誕生する”と報道した。そのまんまＮＨＫの願望を客観的な報道にすり替えて流すのである。これは正にＮＨＫが報道機関ではなく左翼の情報工作機関であることの証拠と言えよう。卑劣である。
岸田氏の総理大臣が駄目な理由は他にもある。
「とにかく話が面白くない、つまらない」と言うのはジャーナリストの長谷川幸洋氏である。長谷川氏は岸田氏の地元である広島市での講演で「（岸田氏が）役人の話をオウム返しに言っているだけだから、つまらないのだ」と話したところ、岸田氏の後援会長が「それは私が長年、本人に言い続けてきたことだ」と認めていたほどである。すなわち、「発信力が無い」のであり、すべてが官僚依存で自分自身の言葉を持ち合わせていない点に行き着くのだ。
また、政治記者たちとの会合に於いても、記者連は岸田氏と同じテーブルにはなりたくないそうだ。つまらない以前に、話が続かずにすぐに終わってしまうからだそうで、政治記者たちも岸田氏が面白みのない退屈な人物であることを良く知っているのだ。岸田氏が講演をしても白けて退屈する人が大半であり、中には「金返せ」と憤る人も。しかも岸田氏自身は聴衆の不満にも気が付かないようである。
ジャーナリストの有本香氏は、8月26日の出馬表明会見で岸田氏が「改憲をしっかり考えていく」と述べたのに対して、「考えるだけではダメですよ。やらないと。やれば、日本の歴史にその名が刻まれます。「考える」ではなく「やる」と言い切る自信もないなら、総裁選そのものから手を引かれるほうがいい。」とツイートしている。(*1) また、「岸田氏が”森友問題にさらなる説明を”と述べた」とする報道が朝日新聞デジタルに掲載されたが、これについても有本氏は「失礼ながら、朝日の陥穽にかくも易々とはまるようでは国民のための政治はできないと思います。」とツイートした。全くその通りであろう。総裁選以前から早速朝日新聞に踊らされている岸田氏・・・いかりや長介氏なら「駄目だこりゃ」と嘆くところだろう。
このような人間力の低い人物を総理大臣にしてしまうと、国際社会に於ける日本の立ち位置が悪くなるのは確実である。国際政治は特に属人性が強く求められるので、発信力の欠如やコミュニケーション能力の低さは真に致命的だ。それでもマスコミや親中派にとってはもっとも都合が良い人物ということなのである。また、岸田氏を推している人々は、「国際社会の中の日本」という視点が無いのだろう。日本国内の小さなムラ社会の論理でしか考えていないものと思われる。残念なことだ。
どう考えても「岸田総理」は実現してはいけない。駄目、絶対…である。
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(*1)
2021年10月31日の有本香チャンネル特番に出演した森喜朗元総理は「岸田氏の口から改憲の話を聞いたことがない」と証言している。岸田氏には改憲の意志は無いと見て間違いないだろう。［2021年11月3日：追記］
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＜2021年11月11日：追記＞
11月10日に第二次岸田内閣が発足したが、相変わらず中露の軍艦が日本を一周した件についてダンマリである。それどころか、媚中派の林芳正日中友好議連会長を外務大臣に起用するなど、中国に尻尾を振るような情けない首相である。自民党幹事長は”謝謝茂木”でおなじみの茂木氏だし、完全に親中に舵を切った政権になりつつある。当記事本文でも記したように、先の総裁選で最も面白みのない人物だった岸田氏。親中の顔ぶれを前面に出すことが国民にどのように映るのか全く考えが及ばないようだ。想像力が貧弱過ぎるのだろう。このままいくと、習近平主席の国賓来日が実現してしまう可能性もある。そうなったら、世界中から笑われるだろうし、国際社会における日本の信用は地に落ちるのは間違いない。そんな自明の理ですら判らないのだ、岸田氏は。最悪である。所詮、”総理大臣になること”が目的だった人物であり、その程度の人物だった、ということである。
＜2022年5月11日：追記＞
5月5日にイギリスはロンドンで講演した岸田総理だが、「安心して日本に投資してほしい。『Invest in Kishida（キシダに投資を）』です」と発言して失笑を買ったそうだ。岸田政権が発足して以降の日本株は下落傾向が続いていて、2021年9月から2022年1月のたった4か月間で東証一部の時価総額が100兆円吹き飛んだのである。これは岸田総理のせいである。そして今度は前述のロンドンでの講演で岸田首相は自らが掲げる「新しい資本主義」を説明するとともに、半分以上が現金や預貯金とされる約2,000兆円の個人資産を投資に振り向けるようにするという「資産所得倍増プラン」を披露した、ということだ。何のことはない、国民に「投資して財産増やせよ」と言ってるだけで、国は何もしないのだ。ふざけた話である。自民党総裁選の時に岸田氏は「令和版『所得』倍増計画」を掲げていた。だが、いつのまにかそれが『資産』倍増プランとなり、どうやって倍増するのかと思えば「投資しなさい」と言うのだ。要は自分で増やせ。これが『新しい資本主義』…というのは余りにも幼稚で稚拙過ぎるだろう。案の定、ロンドンで岸田講演を聞いた聴衆（シティに働く金融のプロ達）に失笑されていたのだ。しかも、「インベスト・イン・岸田です」の「です」が英語の「Death」に聞こえた節があり、「岸田の死に投資を」の意味に取られた可能性もあって、もう無茶苦茶である。漫談やってるのではないのだから、しっかりしてほしいところだ。首相就任後に株価時価総額を100兆円ふっ飛ばした岸田総理だが、今回のロンドン講演で世界に「岸田に投資を」と呼びかけてから日経平均は1000円以上下げている。だから”岸田氏では駄目だ”と言っているのだ。さっさと辞任するのが日本の為だ。これ以上、世界の笑い者に総理大臣職は任せられない。
参考記事：
『100兆円吹っ飛ばした岸田首相に投資家が大ブーイング「支持率3％」の惨状」
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