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次期総理大臣:なぜ河野太郎氏では駄目なのか

2021-09-12 13:22:00 | 社会・政治
河野太郎氏。

彼が外務大臣をやっていた頃は自民党の中でも比較的まともな感覚を持った政治家なのかと思っていたが、実はとんでもない親中派・親韓派である…という正体が明らかになってきており、喫驚すると共に残念に思っている。また、皇統の認識も明らかにおかしく、総合的に見て日本に厳しく中国・韓国に配慮した姿勢が目立つのである。

以下、河野太郎氏が総理大臣になるべきではない理由を箇条書きで記す。




1.とんでもないレベルの親中派・媚中派であること

中国では河野太郎氏のことを「日本親華派」と呼んでおり、「日本の中での親中国な人物」という認識が定着している。

どれくらい親中国なのか?

中国政府の報道官といえば、中国における狂犬外交の顔の一つとして知られており、中国の欲望の邪魔になるものに対しては険しい表情で噛み付く正に狂犬のような存在だが、その報道官が河野太郎氏との2ショット写真では満面の笑みで写っているのだ。もちろん河野氏も笑顔だ。中国には互恵の精神は存在しない。常に中国がやりたい事に協力する下僕となる人間にだけ笑顔を見せる。報道官が河野氏に笑顔を見せているのは、そのまま河野氏が中国にとって都合の良い下僕たる政治家であることを示す証拠の一つである。

思えば、河野氏が防衛大臣担当だった時にイージス・アショア(イージス弾道ミサイル防衛システムの陸上設備)を事前の根回し無しに強権で突然止めてしまった事があった。イージスアショアを止めることが誰得かを考えれば河野氏の狙いも自ずと明らかと言えよう。この時、筆者は河野氏に不信感を持ったのだが、それ以来、その不信感は増幅する一方である。

河野太郎氏の会見での発言を聞いても、この人が身も心も中国べったりであることがよく判る。河野氏は言う。
「日中が自由貿易協定を結ぶ意義は非常にある。物だけでなくサービス、投資等、質の高い合意を。まずRCEPをレベルの高い自由貿易協定にするよう一緒に努力が必要です」
凶悪な中国についてよくこんな事が言えるな、と思う。現実が全く見えていない人であることがこれだけでもよく判るというものだ。中国の手のひらで踊らされているのだ。それはつまり河野氏は中国に育ててもらった人物だ、ということでもある。今、現実にチベット・ウイグル・香港・南モンゴルで起きている悲惨な状況がこの人には見えていないのであろう。ジェノサイドの被害にあっている人々の苦痛の叫びは彼には聞こえない。

上述の日本親華派であるが、中国がそのように認識している代表的な人物は河野氏父子、二階俊博氏、福田康夫氏、鳩山由紀夫氏、村山富市氏などである。また、最近は福田赳夫元総理の孫である福田達夫氏もなりふり構わぬ媚中派の正体という馬脚を現している。

河野太郎氏は、日本では横柄な態度で役人を怒鳴りまくる独善的な態度(パワハラ)「がよく知られているが、その彼も中国や韓国に行けば、人が変わったようにおとなしくなって中韓の従順な犬のようになる。従って、その中韓で“河野待望論”が起こるのも必然と言えよう。




2.靖国神社参拝をしない河野太郎氏と洋平氏

父親であり悪名高い河野談話の作者である河野洋平氏と息子である河野太郎氏は靖国神社への参拝を絶対にしない事でも知られている。しかしその一方で韓国の英雄が葬られている国立顕忠院(韓国ソウル市銅雀区にある国立墓地)にはこの親子共参拝している。この事実だけでも彼が相当な反日で親韓派であることが判る。




3.女系天皇容認論者

皇統について河野太郎氏は女系天皇を容認する考えを持っている。この1点だけでも彼が日本の代表に相応しくない事が判る。まず、皇統のあり方、そして日本の歴史すら知らないのであろう。無知故に出てくる考えであり発言である。

男系維持の皇統と言うのは日本という国の国体そのものとも言える。男系を守り通してきたが故に日本は平和を保てたのである。そして、皇室は信仰の対象たる存在として永く国民からの敬愛を集めてきたのである。そうした永く重みのある歴史の中で女系天皇を容認するというのは完全に無知・不見識のなぜる技と言えよう。皇室の存在は日本の中心として国民の精神的な支柱として大きなポジションを占めている。それは無意識的ではあるが、中心に皇室が存在していることが日本人の中にあるからだ。「女系天皇でもいいじゃないか」という人は日本人の中にあるこうした大きな存在が意識化できていない上に、無知故の誤った判斷をしている、ということだ。または・・・(それを言っているのが)日本人ではないからであろう。外国人なら皇室の存在の大きさ重さは理解できないからである。女系天皇を容認すれば皇室の存在は時間とともに軽くなっていき、最終的には日本が没落し崩壊に至るところまで行くだろう。それを誰が喜ぶのか?中国であり韓国・朝鮮である。それを河野太郎氏はやろうとしているのだ。

そもそも、だ。

「男系」とか「女系」という区別の言葉が言われ始めたのも左翼系が皇統を傷つけ崩壊させようとする活動が盛んになった最近のことなのである。以前はそんな言葉は存在しなかった。このような言葉はそもそも違和感があり過ぎる。男系も女系もない。要するに「皇統」しかないのだ。そういうことである。男系と言うなら、父親を辿っていけば必ず初代の神武天皇に行き着く、世界で唯一男系で続いてきた皇室の歴史の重みを認識すべきだ。世界中から尊敬を受ける理由の根源がそこにあることを河野氏は理解していないのである。そのような人間は日本の総理大臣に相応しくない、絶対に。

そんな河野氏だが、自民党総裁選が注目を浴びてからはなぜか「旧宮家からの養子案を含む、有識者会議の中間整理を尊重する」とも述べている。これは総裁選で勝つ為のカムフラージュであろうと筆者は見ている。騙されてはいけない。




4.反原発

かなり強固な反原発・脱原発の立場から、再生可能エネルギー発電量を10年で倍以上にしたい為にエネルギー庁幹部を怒鳴りつける実態が週刊文春に依って暴露されている。再生可能エネルギーの2030年の比率を2019年の2倍相当の「36~38%“程度”」にするとのエネルギー庁幹部に対して”程度”ではなく“以上”にしろ!と罵声を浴びせたそうだ。

その一方で、今回の総裁選に際して河野氏は「反原発・脱原発」の姿勢を隠すように振る舞っている。具体的には河野氏が「原発の再稼働はある程度必要だ」と手のひらを返したような発言をしている。河野氏は立憲民主党の菅直人元総理も参加している超党派の「原発ゼロの会」に所属しているが、その菅直人氏は河野氏に失望したことをツイートしている。だが、河野氏は己の変節を説明できないだろう。





5.聞く耳を持たない独善的な態度

河野太郎氏はツイッターでエゴサーチを頻繁にしているようだが、他人の意見に聞く耳は持たないようである。気に入らない言論には即ブロックであり、他者の意見に耳を傾ける姿勢は皆無である。こんな人物が総理大臣になった時、どのような国家運営をするか、恐怖を感じる。
そうでなくても親中・媚中派であり、「日本の為」でじゃなく「中国・韓国の為」に働くつもりであることは容易に想像できよう。






6.凶悪な正体を隠そうとする河野氏

総裁選出馬の会見で記者からの質問に答える河野氏は次のような受け答えをしている。

記者「具体的な憲法改正案はあるのか?」
河野「国民の意見を聞いて、議論を見極め対応してゆく」

石破氏と同じような答えであって興醒めである。自分のビジョンが無い時点でアウト。

記者「皇位継承は有識者会議を尊重としてるが、今までの女系・女性天皇の検討の必要性は?」
河野「有識者会議の取りまとめに期待してる」

自分の意見を言わず、本音を隠している。自ら女系天皇容認の意志を語っている証拠のビデオ映像がある。世間を欺くのは無理だ。

記者「慰安婦問題は?河野談話はどう考える?」
河野「自民党政権が継承してきた歴史認識を受継ぐ」

正に自身の凶悪な正体がバレないよう必死に隠していることが容易に見て取れる。そもそも、この日本をどうしたいのか、という意志が語られていないところにやましさがあるのだろう。極めて不誠実な姿勢である。本来政権与党のトップとして「この日本をどうしたいのか」について明確なビジョンを語らなければいけない筈であるが…。

また、会見で河野氏はブルーリボンバッジ(拉致被害者返還を望む意志を表す))を胸につけて出席したが、今までブルーリボンバッジを付けたことなどほぼ皆無なのだ。要するにここへきて総裁選に勝つためにポーズを取っているのである。リベラル的な正体を隠して世間を欺こうという意図が透けて見えるのだ。

中国は今回の総裁選に際して、河野氏を「好ましい」として高評価している。これが全てを表している、とも言えるだろう。中国にとって河野氏は「うい奴」なのである。





7.まとめ:河野太郎氏の政策・立場など

1.女系天皇に賛成である。

2.夫婦別姓に賛成である。

3.移民政策に賛成である。

4.重国籍に賛成である。

5.外国人地方参政権に賛成である。

6.河野談話に賛成である。

7.緊縮財政に賛成である。

8.インフラ民営化に賛成である。

9.日中友好(媚中政策)に賛成である。

10.脱原発に賛成である。

11.旧宮家復帰に反対である。

12.靖国参拝に反対である。

13.憲法改正に反対である。

14.日韓議員連盟に所属している。

15.韓国人の秘書を雇っていた

16.中国語のブログを開設している。


現在、マスメディアでは”河野太郎推し”の傾向が強くなっている。番組の中でも河野氏を猛プッシュしており、あたかも既に総理になったかのような前提で話を進める番組もある。親中で女系天皇容認ならマスメディア(=左翼)の願望と一致しているので河野氏は中国にとって都合が良い…ということはマスメディアにとっても都合が良いからである。実に判りやすい。

・・・このような人物が日本のトップに就任したら、それは日本が限りなく危険に晒される事を意味する。その先にあるのは日本の終了であろう事は容易に想像できる。
それにしても、これだけリベラルな河野氏であれば、自民党ではなく立憲民主党に行った方がお似合いなのではないだろうか。



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<2021年9月20日:追記>

ジャーナリストの門田隆将氏に依れば、「河野さんだけは危ない」という話が防衛関係・エネルギー関係方面から舞い込んでくるそうだ。敵基地攻撃能力を日本が持つことに異常に否定的だったり電磁パルス等での無力化への反発、さらには再生可能エネルギーへの過度な期待など、明らかに日本のトップとしては不適格なのである。今、政界官界には河野氏への危機感が高まっている、ということだ。

政界官界では河野氏への忌避感が高まっているにも関わらず、マスメディアでは河野氏が人気があるような報道がほとんどだ。メディアお得意の印象操作である。嘘を報道してでも河野氏に総理になってもらいたいのだ、マスメディアは。これで思い出すのは、前回の総裁選で実際には全く人気のない石破茂氏をマスメディアは人気No.1であるかのように報道しまくっていた事だ。それはマスメディアにとって石破茂氏が都合の良い政治家だからに他ならない。今回も石破氏が河野氏に代わっただけで構図は同じと言えよう。マスメディアが報道機関ではなく左翼の情報工作機関である証だ。

河野氏は会見で「敵基地攻撃能力は昭和の概念」と言うのだが、ジャーナリスト有本香氏に依れば、『では、「令和の概念」を具体的に国民に聞かせてほしい。「今、議論すべきは日米同盟でいかに抑止力を高めていくか」と仰るが、その「いかに」の部分の河野さんの考えを具体的に国民に説明すべきだ。議論議論と言うが、果たして今の日本に悠長な議論をしているヒマがあるのか?』…ということで、全くその通りである。河野氏の発言には「考える」とか「議論する」が多いのだが、河野氏自身が具体的に”どうしたいのか”がさっぱり判らないし語っていないのである。今、総理大臣に就任する人がそれでは駄目であることは明白である。

「再生エネルギーへの過度な期待」というのは、身内に太陽光パネル事業者があり、そんな人物が反原発・再生可能エネルギー推しをするのはあからさまに駄目であろう。しかもその会社は中国と太陽光パネルビジネスを行っているとなれば、これはもう論外なレベルの話である。

河野太郎氏とはこういう人物なのである。