伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

藤の花を訪ねて林泉寺、伊東公園・松月院、松川広場へ

2017年05月08日 | ウオーク

5月8日    (月)    

 

今日の月曜ウオークはMr.ITの発案で「藤の花」を目当てに歩くことになった。

まずは伊東で名高い林泉寺の藤棚へ。

その見事さに驚く。20余年前に一度訪れたことがあったが、狭い駐車場が苦手のこともあってその後はパス。今回が二度目の訪問。

記憶違いかもしれないが、 前はさほど感動するほどの藤の花ではなかったように思う。だが、現在は藤棚が広げられただけでなく手入れが長く続けられたからか、まさしく見違えた。藤の花の香が辺り一面に漂う。

これならどこに出しても一級品

 

 

林泉寺

 

 幹の太さが半端ではない。

 


 

大きな藤の花とその香りを堪能して林泉寺を後に、伊東公園に隣接する松月院へむかう。

伊東駅の裏側の高台にあり、伊東市街を見下ろす手入れの行き届いた美しい庭園。

背後の山の緑も素晴らしい。この時期ならではの濃淡交えた緑の繁み。感動的!

 

ただ、ここの藤は盛りを過ぎていた。 

 
松月院と道を隔てた湯川神社から「伊東公園」へ。長い階段は100段もある。

 


松月院

 

湯川神社

 

 

 

降り立ったところが伊東公園。その頂上には木下杢太郎の文学碑がある。

 

 


     ふるき仲間も遠く去れば  また日頃顔合わせねば  知らぬ昔とかはりなき  はかなさよ 

    春になれば 草の雨  四月 すかんぽの花くれなゐ また 五月にはかきつばた

    花とりどり  人ちりぢりの眺め  窓の外の入日雲


 ( ※ 年老いた者にはちょっとものかなしく感じられる詩  )


 

伊東公園の展望台から




最後は松川河口広場の藤棚へ。

ここの藤棚は規模が大きい。しかし花は盛りをすこし過ぎていた。思うに標高の低いところの藤は花の咲くのが少し早いようだ。林泉寺の藤が最盛期だったことは思えば本当にラッキーだった。

この藤棚で目を惹いたのは白い藤の花。珍しい。

 

 

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