伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

松川湖を歩く

2015年10月04日 | ウオーク

10月4日    (日)     

今秋は秋晴れの日になかなか出会わない。今日は雲が多く秋晴れの日とは言い難いが、それでも数少ないウオーキングに適した貴重な日だといえる。

近所の別荘にMr.TBが昨日から来ている。Mrs.は用事でこれず一人暮らしだというので、昨夜は我が家で夕食を一緒にし、その時松川湖一周ウオーキングを約束する。

久し振りのウオーキングで途中にある「刻」で美味しいコーヒとトーストで食事をしてから3人は松川湖にに向かう。今日は日曜日なので駐車場には車が多い。ほとんどが県外車。

湖畔のウオーキング・ロードではこれまでほとんど人と出会うことがないのだが、今日は幾組もの散歩人とすれ違う。

今回のウオーキングで気にしていたのは松川湖公園の中を流れる松川を横切ることができる踏み石が整備されているかどうかだった。

対岸に渡ための踏み石はこれまで出水の度に下流に押し流され、通行途絶になっていることがあり、一昨年の大水で流されたままになっていることを知っていたからである。

一周するウオーキング・ロードの途中で川を超えられないとなると、ショートカットが出来ないので松川湖公園全周を歩かねばならず、最近足腰の強みに少し自信を失いかけている私共としてはどう歩くか迷っていたのである。

しかし、いつのまにか修理は成っていた。

今度設置された踏み石はこれまでより倍以上の大きさのあるがっちりした石で整備されており、これならこれから大水が出ても流されることはないように思う。

渉った先の広場の野芝は綺麗に刈り込まれており、久し振りの広々とした緑の絨毯、澄んだ空気の中でのびやかな気分に浸れた。

右手に湖を望みながらウオーキング・ロードを進む。坂道ばかりの伊東近郊では数少ない平坦な道である。路の両端にある樹木が覆う緑の道を歩くのはいつ来ても心地良い。

ススキが穂をつけているが、まだ穂は若い。

湖に流れ込む小川の上を覆う紅葉が色付くのはずうっと先、しかし緑の紅葉もそれなりに味わいがある。

湖畔の柳の枝ぶりもなかなかいい雰囲気を醸している。

数年前に植えこまれたパンパスはすっかり根付いて、湖畔を彩る植物として異彩を放っている。

一周をショートカットしたので歩く距離はさほどではなかったが、ノルディック・スティックに頼りながらゆるゆる歩いたので1時間半ほどかかった。

夫婦とも少し足腰は弱り始めているが、まだウオーキングを楽しめる。


そして、この日の夕刻。「秋の夕焼け 鎌を研げ」という言葉があるが、天気予報は明日は曇だといっている。

 

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