伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

屹立するコナラ

2010年12月27日 | 園芸
12月27日(月)

ここ数日、激しく吹き荒れ続けた風で庭先にあるコナラの大樹はすっかり葉を落としてしまった。

紺碧の冬空に向けて葉を落とした太い幹が四方に広がるこの時期の姿は冬入りの侘しさと対極にある逞しさ・力強さを感じさせる。

この樹は春になると淡い新緑に覆われ何とも言えぬその色合いは、ソメイヨシノをすら凌ぐ春の美観を演出してくれるのだが、真っ青な空を背景に屹立する雄々しい姿も捨てがたい。


だが、この樹を愛でてきた歳月の中で、今はあまりにも大きくなり過ぎたようだ。

この樹高では強風で幹折れする危険も出てきたし、我が家から見る海の展望の妨げにもなってきた。

年が明けたら「IKOI農園」のお仲間がこの樹の枝おろしをしてくれることになっている。

となると、青空を切り裂くように屹立するこの雄大な姿は見納めになる。



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