この仕事を13年、させていただいていますが、
正直、一般的なコンサルタントの仕事とは何かということが、未だに分かりません。
もう完全な我流です。
経営戦略や財務の部分について提言させていただくこともありますし、
営業研修や広報担当者対象のマーケティングのアドバイスももちろんします。
マニュアルやツールをつくることも、ロープレのチェックもすれば、
実際に売り場に立って接客をやってお見せすることもあります。
新商品の開発の具体的な提案もやれば、
面白い商材の仕入れルートのご紹介やコストダウンの提案もやります。
モデルハウスやショールームの設計をするパートナーを紹介したり、
その図面をチェックし、改善案を提案することもあれば、
HPの制作に関してのコンテンツをつくることもある。
最近ですとCMや動画のイメージを伝え、出来上がってきたもののチェック、
更には修正の提案などもやります。
とにかくクライアント様がより良い会社になるためなら、
いろんな方のお力を借りて、どんなニーズにも対応するということをやっています。
守備範囲に制限を自分で設けてはいないのです。
そんな中、私がやりがいを感じるのは、
現場までドップリと入らせていただいているクライアント様で
新しい商品開発や新しい展開をしていくことを決定した際、
現場の方たちを巻き込んで一緒にやっていくことです。
クライアント様ごとにいろんな考え方がありますから、
例えば経営陣と決定するところまでのこともあれば、
それをリーダーに落とし込むところまでさせていただくこともあれば、
実際に現場の方々と一緒にやっていくケースもあるのです。
現状の業務だけでお忙しいのに、そこにプラスして新しい取り組みにチャレンジする、
というのは、現場のスタッフさんに負荷をかけることになる訳ですが、
なぜそれをやらなくてはならないか、ということをお伝えしたり、
こちらが情熱を持って真剣にお伝えすれば、大抵の場合、ご理解いただけるのです。
それができるのも、現場にどっぷりと入らせていただいているおかげ。
やっぱり、ただ提言したりアドバイスをするだけでなく、
行動し、結果が変わるところまでかかわらせていただきたい、というのが本音です。
だからクライアント様に嫌がられない限り、
現場にどっぷりと入らせていただきたいと思っています。