鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2818回】 「らしさ」は何ですか?

2018年09月17日 | 住宅コンサルタントとして

これからの時代、自社のブランディングにしても採用にしても、

ポイントは「らしさ」をしっかりと発信していくことだと感じています。

 

しかもそれが時代のニーズ、それから顧客のニーズに合っていることが重要です。

 

例えば一昔前、職人さんの顔を出し、

「家は大工の腕で決まる」というような感じの情報が支持されたことがありました。

 

これ、完全にオッサンの発想であって、今の20代、30代の女性には全く刺さりません。

(大工さんが皆、ジャニーズ系の20代、30代のイケメンなら話は別ですが・・・)

 

大してイケメンでない、作業服のオッサンを全面に出したところで

お客様は心ときめいたりしないのです。

 

家づくりに関して言えば、今のお客様が求めているのは

価格の割にデザインが洗練されていること、

そして会社やスタッフ、打合せしたりするスペースがお洒落であることなどですから、

それらの中で自社の強みとリンクする部分をどう市場に発信していくか、

ということを考えれば良いのです。

 

採用に関して言えば、社員さん同士が仲が良いこと、

それから仕事を通じて成長できること、

更にはワークライフバランスが良い勤務形態が選択できる、

などが学生さんが求めていることなので

それらと自社の強みがリンクする部分を発信すれば良いということです。

 

皆さんの会社に、「らしさ」はありますか?

 

その「らしさ」は、市場にマッチしていますか?

コメント
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