鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2806回】 商談の成否は、事前の準備で決まる

2018年09月05日 | 住宅コンサルタントとして

住宅営業マンにとって、お客様との商談はまさに自分という営業マンを

それから自社という会社を選んでいただけるかどうかの真剣勝負の場です。

 

その商談がうまくいくかいかないかは、

当日の商談の出来で決まる訳ではありません。

 

全ては、その商談の前にどんな準備をしていたかで決まります。

 

この準備というのは、2つの意味があって、

1つは商談そのものの準備です。

 

例えば、お客様に対し土地の紹介をするのであれば、

どれだけの土地情報を集めたのか?

その土地を事前に自分の目で見ているか?

推したい土地にどんな配置で、どんな家を建ててもらいたいのか?

その場合の月々の支払はどれくらいになり、お客様の予算におさまるのか?

 

こういった準備は当然、やっておかなくてはなりません。

 

そこに加えて、もう1つの準備をやっているのかどうかがポイントです。

 

それは、お客様が「また会いたい!」「この人に相談したい!」と思われるよう、

自分自身の能力、人間性を高めておくことです。

 

素敵な店舗や建築物を見ておく。

インテリア雑誌を読んで、トレンドを掴んでおく。

最新の建築資材や機器のことを勉強しておく。

アウトドアやスポーツ、子育てや家事など、暮らしを豊かにすることについて、

いろんな体験を積んでおく。

 

そして日頃からいろんな方のお役に立ったり

困っている人がいたら助けたりと、徳を積んでおくことです

 

仕事で成果が出ていない営業マンへ。

 

直前になって、商談の準備だけをしていませんか?

 

そこも大切ですが、日頃から自分をしっかりと磨いておくことを怠ると、

今の時代、選んでいただける確率は下がると思います。

 

自分自身の魅力を高める努力を日頃から積み重ねましょう。

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