鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第4003回】 どんな人に頼みたいかを徹底的に考え、そのイメージに自分を近づける

2021年12月15日 | 営業マンとして

売れない会社、売れない営業マンに共通するポイントは、

とにかく自分本位である、ということ。

 

売れない理由を商品や会社、市場環境など、

外部に探すことは天才的に上手なのですが、

自分がどう変われば、お客様から依頼をしていただけるのか、

ということを全く考えていないのです。

 

というか、売れない理由が自分にある、という自覚がないのです。

 

自分に価値観が合うお客様から選ばれるためには、

 

「自分だったら、どういう営業マンに頼みたくなるか?」

 

ということをトコトン考えて、

そのイメージに自分を近づけていくことが欠かせません。

 

自分をより良く変えていくのです。

 

笑顔、姿勢、活舌、声、所作などを変える。

 

いろんなことを学び、体験し、一次情報量を増やす。

お客様とより深いコミュニケーションをとれるよう、

多くのことをインプットする。

 

更に自分の身近にいる、魅力的な先輩や

感じの良い店員さんなどの良い部分を真似ていく。

 

こうした小さなことの積み重ねを愚直にすれば、

確実に売れやすくなっていくのに、

自分を変えようとしない、学ぼうとしない。

 

そんな営業マンから買いたいと、

思って下さるお客様は存在しないのです。

 

私、20代前半の頃、本当に売れなくて、苦労しました。

 

以前のブログでも書いたと思いますが、

同期入社で本当に魅力的な同僚が居て、

その同僚にどうあがいても、愛嬌で勝てないのです。

 

更に同僚は学生時代にゴルフをやっていて、

しかもかなりの腕前で、

お客様とゴルフに行って盛り上がっているんですね。

 

愛嬌・キャラで完敗。

 

当時の北海道のお客様は、

釣りとゴルフが大好きな方が多かったのですが、

私、そのどちらも関心が無かったのです。

 

ということで、私はたくさん勉強して、

お客様に有益な情報を提供することでしか、

その同僚に勝てないと気づき、

そこから自分を変えていった結果、

営業マンとして売れるようになっていったのです。

 

その当時は、本当に毎日、どうすればよいか、

日々自問自答したり、読書に逃げていたのです。

 

でもあの時、真剣に考えた結果、

今の自分があると思っています。

 

今、結果が出ていなくて、悩んでいるのなら、

それは自分が変わるきっかけとなるかもしれません。

 

何も動かない、

何も努力しない営業マンに、未来は無いのです。

 

動きましょう!

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