鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1126回】 根底にある思想

2014年01月30日 | 住宅コンサルタントとして
住宅会社として、何か新しいことに取り組もうと思った時、
また現状、苦戦しているので、何か別のことに取り組もうと思った時、
こういう時に、いろんな選択肢があると思います。

住宅のフランチャイズに加盟したり、ボランタリーチェーンに入るのも1つ。
ノウハウを販売している会社から、ノウハウやツールを購入するのも当然、アリだと思います。
もちろん、コンサルタントを活用する、という手もあります。

複数の候補の中から外部の力を活用しようとする際、何を基準に絞るといいのか?

考えたことってありますか?

多くの場合、その商品力やノウハウの質を見がちだと思うのですが、
それだけでは不十分だという考え方を教えていただきました。

外部のパートナーと組む場合、最も重要なのは
その会社の根本にある思想が自社の価値観と合うかどうか、
ということだそうで、私もその考え方を教えていただいた時、納得しました。

市場は常に動いています。
お客様の求めていることも変わり続けます。

根底の思想の本質がしっかりとしている会社だと、
それらの変化に適応して、ノウハウが進化していくのですが、
思想が浅い会社だと、その変化に適応出来なかったり、
そもそも考え方が浅いので、すぐに飽きられてしまったりするということなのでしょう。

今、住宅業界では、いろんな会社がいろんな企画商品をパッケージ販売していたり、
ボランタリーチェーン展開をしていたりしますが、
それらが扱っているノウハウや商品だけを見るのではなく、根底の思想を見る。

そこを見ると、数年先には本部は実質的に本部機能を放棄しているであろうと感じるところも
結構な数、あるなぁと思います。

更に無数にいるコンサルタントも然りです。

根底にある思想で判断する。
皆さんは、どう思いますか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする