鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1118回】 若手の社員さんが育つ環境

2014年01月22日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、嬉しいことがありました。

長年、お付き合いをさせていただいているクライアント様の今期の決算が
ご縁を頂戴して以来、過去最高になることが確実なのです。

ただ、個人的には1年の決算が過去最高かどうかは、実はあまり関心がありません。

それよりも、3年、5年と見たときに、
安定して稼ぎ続けられるようになっているのかどうかの方がよっぽど重要です。
そうした視点で見させていただくようにしています。

このクライアント様では、毎年、営業マンの中でブレイクする方が出ていて、
営業部隊の戦力が一気に整いました。

若くて優秀。
更に面倒見の良い方が複数名、出てきています。
だから若くて業界未経験のスタッフさんが入社されても、
1~2年でちゃんと育つような環境が出来ているのです。

また商圏内におけるマーケティングの軸もここ5年、ずっとブレていません。
深堀りがしっかりと出来ているのです。

企業における最大の財産は、社員さんそのものです。
その社員さんが、優良な顧客を増やしていくのです。

業界未経験の若手社員さんが入社しても、順調に育っていく環境が出来ているということは、
住宅会社にとって何よりも重要な環境だと思います。

商品開発力も大事ですし、コスト競争力も欠かせません。
戦略を構築し、実行する力も当然、必要です。

でも、それらが揃っていても、スタッフさんが育つ環境を用意出来ていない会社が多いのです。

皆さんの会社では、若手スタッフさんが育つ環境をつくれていますか?
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