鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1097回】 2014年がスタート

2014年01月01日 | 住宅コンサルタントとして
このブログに目を通して下さっている皆様、
新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2014年の元旦は、オーストラリアのパースで迎えました。
(といっても、明日の朝、こちらを発つのですが・・・)
心身共にリフレッシュすることが出来たこのオフ、
日本に帰って仕事はじめの日まで、しっかりと準備をして、
今年もスタートダッシュが切れるようにしたいと思います。

さて、いよいよ2014年がスタートします。

今年の4月には消費税が8%となり、
住宅市場に関しては、消費者のマインドが落ち込むことが予測されます。

2013年の駆け込みの状況は、正直、私の予想を超えていました。
しかしながら、人口も増えない今、パイは決まっています。
ですから、2013年にあれだけの駆け込みがあったということは、
当然ながら2014年、2015年は市場が冷え込むということです。

そんな中、市場縮小にしっかりと手を打っていただいたクライアント様が大半ですが、
まだまだ対策を十分に打てていないクライアント様がいることも事実。
今年、何とか万全の手を打っていただけるよう、
全力でサポートをさせていただかなくては、と思っています。

また、あと数年先には、家づくりを検討しているお客様の動き方が大きく変わると思っています。
というか、これは住宅業界だけでなく、すべての業種において、
消費者の購買先を決定する際のプロセスが変わってくるような気がしています。

そこにうまく対応するには、商いの王道を追求するしかないと思っているのですが、
そこを各社様に理解していただき、かつ正しく行動していただく必要があるのです。

自分自身が肌感覚で感じているのですが、後5年もすれば、
今までの住宅業界のマーケティングは、ほとんど通用しなくなるでしょう。

その一方で王道を追求し続け、
お客様が期待するようなマーケティングが出来ている住宅会社には、
お客様がたくさん来場され続けるでしょう。

お客様の視点で業界を見続け、お客様が潜在的に求めていることに適応し続け、
地域に欠かせない住宅会社になっていただけるよう、今年も全力で仕事に向き合う覚悟です。

今年も素晴らしい一年にしましょう!
コメント
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