鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1124回】 つながり、ご縁を深めていく

2014年01月28日 | 住宅コンサルタントとして
良い家をお求めやすい価格で建ててお引き渡しをすることは当たり前。
商品力だけでは今後、ますます差がつかないようになっていくと思います。

私が個人的に超一流だと思っている住宅会社さんは、
良い家を提供していくことに加え、お引き渡し済のお客様としっかりとつながっています。

何かイベントを企画すると、100名単位でOB様が集まって下さる。

中にはイベントで1000名以上のOB様を集めておられるクライアント様もおられます。

こういうお話をすると

「どういう企画だと、OB様をそれだけ多く集められるのですか?」

と思いっきり売り手目線の発想で手法を質問される方もいるのですが、
そういう発想をしていることが問題だと思います。

手法論・テクニック論ではなく、お客様とのご縁を大切に深めていく。
その輪を広げていく。
それこそが、商売をやっていく上で最も大切なことだということを腑に落ちて分かっていないとダメです。

その上で、

「OB様に喜んでいただける、気軽に参加していただける企画は何だろうか?」

という、お客様の視点で企画を立てていくことが大切だと思っています。

何か企画をした場合、どれくらいのOB様が参加して下さるのかが、
自分達のこれまでの商売に対する、純粋な評価だと思います。

今の売り上げがなかなか上がっていなくとも、
何かの機会にお声掛けをした際にOB様がちゃんと集まって下さる会社は、
長い目で見たときに必ず業績は上がっているでしょう。

私自身もそういう経営を目指しています。

つながり、ご縁を深めていくことが皆さんの会社では出来ていますか?
コメント
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