goo blog サービス終了のお知らせ 

鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1062回】 一昔前の勝ち組同士の競争の時代

2013年11月27日 | 住宅コンサルタントとして
一昔前の新築業界で勝ち組と言われていた会社があります。

数社で徒党を組んで、自分たちのノウハウをパッケージ化し、
結構な金額で販売していた(今でもしているのでしょうか?)人たちですが、
それらのグループの人たちの受注も増税前の駆け込みがあったにも関わらず、
下降傾向にあるようです。

また、その人たちのノウハウを今でも活用して、
その地域内で業績を上げている工務店さんも何社かは知っていますが、
そのノウハウだけで成果が出ているわけでなく、その他の要因が大きいでしょう。

経営者の人柄が素晴らしく、受注されたお客様の評判が高くて、
地域内で良い噂をたくさん頂いているか、
もしくはそのエリアの競合他社のレベルが極端に低いかのいずれかでしょう。

小手先のノウハウが通用しなくなってきているエリアが広がっているような気がします。
お客様がそれだけ賢くなってきている証でしょう。

2014年以降は、ハウスメーカーも含め、勝ち組同士の熾烈な競争が
本格的にスタートするなぁ、と個人的に感じています。

経営者の経営力、マーケティングの構築、突き抜けた商品開発、営業システムの構築、
人材育成、コストダウン、施工品質のアップ、OB様とのつながり強化、新しいビジネスモデルなど、
住宅会社としてやるべきことは山積みです。

私自身も目の前のクライアント様のコンサルティングの準備やチラシ制作、雑誌の原稿制作以外に、
新しい時代への調査など、やらなくてはならないことが山積しています。

情報収集は順調なのですが、そこから仮説を考える時間があまり確保出来ていないことに、
ちょっと焦りといらだちを感じています・・・。

起業としての総合力が問われる時代が間近です。
万全の準備をして、最善の提案ができるよう、しっかりと準備をしたいと思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする