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鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1044回】 まずやってみて、軌道修正する柔軟さが無いと・・・

2013年11月09日 | 住宅コンサルタントとして
ビジネスで成功するためのポイントを挙げるとすると、
仮説を立て、実行し、結果を検証し、軌道修正するという、いわゆるPDCAサイクルを回す、
ということは欠かせません。

何事もやりながら、最もお客様に喜んでいただけるツボに合わせて
マーケティングや商品開発、営業や管理などを改善・改良していくのが当たり前です。

そしてさまざまな仮説を立てるためには、情報収集が欠かせません。

情報収集力が無い、他の事例を知らない経営者だと、
相当レベルが高くなければ、まずもって仮説すら立てられないと思います。

ですから、成功する企業というのは、必然的に情報収集力が高い上に
周囲の人が思わずいろんな情報を伝えたくなるような魅力を有しています。

まず、日頃から仕事に真剣に向き合っている姿勢が素晴らしい。
更にこちらが何か提案をさせていただいた際、
基本、全て一旦受け入れるだけの素直さ、器の大きさがある。
そして受け入れない場合でも、その理由が明確である。

こういう企業、こういう経営者の方には、おせっかいなくらい、
自然といろんな情報を提供させていただきたくなります。

しかしながら、何を提案しても、受け入れようとはされない。
やりもしないうちから、否定的な意見、文句ばかり言う。
こういう企業や経営者だと、正直、誰も提案などしたくなくなりますよね。

そして、旬の情報が入らなくなることによって、仮説が立てられなくなり、
軌道修正も出来ず、お客様に支持されなくなっていくのです。

成功する企業のポイントは、失敗に強いということです。
仮に最初のチャレンジでうまくいかなくとも、軌道修正し、改善や改良を繰り返し、
最終的にうまくいくまでやり続けるだけの柔軟性があります。
そして、失敗することを何とも思っていないというか、

「そもそも全てのチャレンジが成功するわけがない」

という考え方を有しています。

一方、イケてない会社は、失敗は出来ないと考えていて、
やりもしないうちから、ダメなことばかりを指摘するのです。

皆さんの会社は、どちらのタイプですか?
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