goo blog サービス終了のお知らせ 

鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1038回】 外食業界の偽装について

2013年11月03日 | 住宅コンサルタントとして
非常に残念なことですが、
外食業界でメニューの表記とは異なる食材を用いて料理を出す事例が、
毎日のようにTVで報道されています。

確かに、「黒毛和牛」と書かれているのに、お肉の旨味を感じなかったり、
「とれたて鮮魚のカルパッチョ」と書かれているのに魚がイマイチだったことも、
あったような気がします。

ただ、ニュースを見ていてこの問題が「偽装」なのか、担当者の「認識違い」なのか、
ということが問題になっているようですが、個人的には「偽装」だと思うのです。

そもそも、担当者の認識違いや業界の慣例で、みたいな発言をしている時点で
全く持って反省していないと個人的に思ってしまいます。

お客様のことよりも、自身の保身を考えている企業で無い限り、
あんな発言は出てこないと思ってしまいます。

更にはお客様に表記の誤ったメニューを提供していながら、
お金をお戻しする必要はない、と言っている電鉄系のホテルもあったりして、
ちょっと考え方がひどいな、と・・・。

もちろん、本当に食材や調理法にこだわって、一所懸命お料理をつくられ、
お客様に提供されているお店も多々あるわけです。

これからは、消費者がちゃんと見る目を養って、
間違いの無い購買の選択をしなければなりません。

また、住宅業界も同じように、誤表記に気をつけなくてはならないでしょう。

国産材100%という表記に関して、
構造材だけでなく、下地材や仕上げ材に関しても国産100%なのか?

「無添加」と言っている商材は、本当に添加物ゼロなのか?

オーガニックと言っているブランドは、本当にオーガニックなのか?

「人のふり見てわがふり直せ」です。

住宅業界も気をつけていきたいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする