鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1058回】 自分の意思を持てているか?

2013年11月23日 | 住宅コンサルタントとして
今後、ますます仕事をしていく上で重要になっていくのは、

「自分としてはどうしたいか?」

という、自分の意思をどれだけ持てるのかということだと思っています。

クライアント様の若いスタッフさんの報告を聞いていると、
現状の報告は非常にお上手なのですが、報告が仕事であって、
決定は上司、もしくは経営者がするものと思っておられるのでは、と感じることも少なくありません。

情報の収集、並びに整理というのは、実はそれほど付加価値は高くありません。
仕事としてそれしか出来ないと、正直、お給料は上がっていかないと思います。

現状の分析や調査して得た情報をベースに、

「こうしたい!」
「こういう形で展開していけば、これくらいの売り上げにつながるはず!」

というような自分の意思、それから仮説を立ててそれを実行し、
そこから売り上げ・利益をいただくことに価値があるのです。

それには、自分の頭で考える癖を日頃からどれだけ身につけておくか、ということが重要です。

今でもよくやりますが、私がコンサルタントになった当初は、
あるお店を見て、そこの売り上げを倍にするためにどんな取り組みをやったらいいのか、
ということをしょっちゅう考えていました。

商品メニューをどうするのか?
座席数をどうするのか?
価格をどう変えるのか?
お店のデザインは?
従業員の接客は?
固定客化のために、どんなサービスをするのか?
立地はここでいいか?

などなど、どうすればいいのか?
それから自分がオーナーだったらどうしたいか?
そんなことをしょっちゅう考えていました。

ビジネスパーソンとして、日々仕事をしていく上で、
自分だったらどうしたいのか?それからどうすべきか?という、
自分の意思を持てるということが重要なのです。

皆さんは、今の仕事でもっと良いパフォーマンスを出すために、どうしたいですか?
コメント
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