鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第325回】 ご恩を忘れない

2011年11月21日 | 住宅コンサルタントとして
プロ野球の日本シリーズで中日が破れてしまい、
落合監督が有終の美を飾れなかったことが残念でならない
鬼山住宅コンサルティングの鬼山です。

でも、落合監督のコメント、ホントイケてますね!
とても素敵な監督だと思います。

さて、昨日はとある住宅会社さんにおじゃましていました。

いろんな情報交換をさせていただくためです。

その会社さんの現状をいろいろと教えていただき、
またモデルハウスや実際の現場を見せていただき、
感じたことをいろいろとお伝えさせていただきました。

私自身、クライアント企業様以外には、
最新の情報やノウハウ提供などは一切行いません。

当たり前ですが、新規のお客様よりも今のお客様を大切にさせていただいております。

しかしながら、昨日は私が持っているモノを惜しげなくご提供させていただきました。

というのは、その住宅会社様、そしてそこの社長には本当に返しきれないご恩があるからです。

私がコンサルタントに転職した頃、
地域の評判の住宅会社さんにお客様のフリをして、
調査をしまくっていました。

その調査の中で、本当に素晴らしい接客をしてくれた会社さんであり、
思わず調査で行っているのにも関わらず、身分を明かしてその場で社長に面談を申込む、
という、今から考えたらなんて非常識で自分のことしか考えていない行動をしてしまったのか、
と恥ずかしい限りですが、その私の勝手な依頼に応えて下さった会社さんなのです。

更に住宅業界のこと、経営のこと、理念の大切さなど、
本当に私にいろいろと包み隠さず教えて下さいました。

今の自分の考え方のベースを作って下さった方なのです。

そのご恩は、一生忘れませんし、何かあったら絶対に恩返しをしたいと思っていたのです。

昨日は実は1ヶ月半ぶりの休みの予定だったのですが、
私の中で時間が取れる唯一の日だったので、
喜んでそこの会社、そして社長に会いに行きました。

お役に立てたかどうかは分かりませんが、少しはご恩をお返し出来たのではないか、
と思っています。

人間、自分一人の力では生きていくことが出来ません。
また、今の自分になるまでに、本当にいろんな方のお世話になり、
お力を貸していただいてきていると思います。

そうした恩人には、何としても応えたいと個人的に思いますし、
そういう生き方をしている人が個人的に大好きです。

義理人情浪花節という部分を大切にしたいのです。

皆さんは、恩を受けた方、本当にお世話になった方がいらっしゃいますか?
そうした方に、お返しすることが出来ていますか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする