鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第305回】 期限を切る

2011年11月01日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、今さらながらビリーブートキャンプをやって、かなり筋肉痛になっている
鬼山住宅コンサルティング、鬼山です。

毎年そうなのですが、体がこの時期悲鳴を上げるので、
マッサージを受けまくったりするのですが、マッサージプラス運動も大切なので、
ちょっと運動をということで、ビリーをやっていました。

運動をすると、やはり体の血流が良くなっていいですね。

本当は毎日やれればいいのですが、
まだまだ仕事の段取りやスピードも改善の余地があるのでしょう。
常に仕事を追いかけたいのにも関わらず、この時期はどうしても仕事に追われてしまうのです。

まだまだ修行が足りません・・・。

さて、業績がUPする企業に共通して言えるポイントは、スピード感があることです。

前月におじゃまして、コンサルティングをさせていただいた結果、
翌月には行動が変わっている会社は、本当に劇的に業績が改善していきます。

そういう会社に共通しているのは、「すぐに期限を切る」という癖付が出来ていることです。

何かある施策を提案させていただいた場合に、

「それ、誰がいつまでにやる?」

と言う会話が頻繁に発生するのです。

仕事をする際に常に意識をしなければならないのは、
この「いつまでに」ということを明確にすることなのです。

結果が伴っていない住宅会社の検討会に参加させていただくと、

「このお客様に対するアプローチをいつまでにやりますか?」

という質問をすると

「早急にします」

というように、時期が明確になった状態の回答が非常に少ないのです。

こういう「いつまでに」という意識の薄い営業マンは、お客様との商談の際も、
次回お客様にやっていただきたいことをお願いする際の期限の切り方が甘く、
結果商談のスピードがとても遅くなってしまうのです。

そしてこういう営業マンには、時間に対してルーズなお客様しかついてきません。

時間に対する意識が薄い者同士が、商談する訳ですから、時間だけがドンドン過ぎていきます。

経営とは、1年間にどれだけ売上を計上できるか、ということです。
すなわち、分母には必ず時間の概念があります。

売上があっても、時間が必要以上にかかりすぎては、経営としてはダメなのです。

日頃から自分自身に行動に対し期限を切る癖付が出来ている人は、
お客様もそういう時間感覚を大切にする方の比率が高くなり、
商談がスムーズに進む結果として、年間の売上が増えていくようになるのです。

皆さんは、自分の仕事に対して、期限を切ることが出来ていますか?
コメント
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