鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第312回】 一次情報的生き方

2011年11月08日 | 住宅コンサルタントとして
お話をさせていただいていて、とても深みを感じ、魅力的な人と
何か浅くて、全く魅力を感じない人の差は一体どこにあるのか?
最近、こうした考えがいつも頭から離れない、
鬼山住宅コンサルティングの鬼山です。

住宅というのは、お客様にとって一生に一回のお買いもの。
当然、良い家を少しでもお安くお得に建てたい気持ちがありますが、
お客様が最終的に数社に絞った段階では、

「どの担当者・会社だったら任せられるか?」

と、恋愛感情に似た気持ちで、依頼先を決めると思います。

最後の最後では、やはり営業スタッフが
「どこまでお客様に惚れてもらっているか?」
ということが、重要になると思うのです。

そのためにも、営業マンは自分の魅力を高め続けなくてはなりません。

一つ言えるのは、魅力的な営業マンというのは、
自分で現地に足を運んだり、自分自身でたくさん経験を積んでいる、ということです。

一方、軽い営業マンというのは、推測でモノを言うというか、
本を見たり人から聞いたことを引用しているだけのことが多いです。

実際に現場に行ったこともない。
食べたこともない。
ホンモノを見ていない。
にも関わらず、知識だけで語るような人には、
言葉に目の前のお客様の心に響く力を持たせることは出来ないのです。

そういう意味で、魅力的な営業マンになるためには、
何でも自分で体験する、現地に赴く、本人に会って直接教えてもらう、
というような、一次情報的な生き方をしなくてはならないのです。

現代は普通に生きていたら、FC店や大量生産された商品に囲まれて、
規格化されたモノやサービスの中でしか過ごさないということになってしまいます。

その環境を自分で打破し、お金も時間もかかるのですが、
ホンモノのこだわりを持った人・製品・サービス・作品に触れることをどれだけやれるか、
ということが、その人の魅力度アップには欠かせないと思います。

皆さんは、どれくらいホンモノに触れることが出来ていますか?
皆さんの発する言葉は、お客様の心に届いていますか?
コメント
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