左上にマエグロツリアブ♀、右下にクロバネツリアブ
18時15分頃、マエグロツリアブとクロバネツリアブの2種が同じような場所で夜を迎えようとしていた。
ヤブガラシとマサキの花が見られる砂浜の草地の縁である。
私のカメラが近づきすぎて、マエグロツリアブ♀を驚かしてしまったので、彼女は寝場所を変更した。地上20センチほどの高さの所で休んでいるクロバネツリアブの方は全く動かなかった。2種の距離はさらに接近して15センチほどとなった。
この2種がこれほどの距離で夜を静かに過そうとしているのに驚いた。
昼間、ヤブガラシやアカメガシワの花で、後から訪花して来たクロバネツリアブを追い散らしているマエグロツリアブを何度も見ている。体の小さいマエグロツリアブの気性の激しさを感じていたから。この2種は仲が悪いんだと思い込んでいた。
大きさこそ明らかに違うが、本当にこの2種は良く似ている。似たもの同士は時に激しくぶつかり合うことがあるのだろうか。
2008.7.13
左がクロバネツリアブ、右がマエグロツリアブ♀
マエグロツリアブ雌雄
砂浜のマエグロツリアブ
クロバネツリアブ
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