ナミルリイロハラナガハナアブ

ハナアブ科Xyiotini（ハラナガハナアブ族）Xylota（ハラナガハナアブ属）
ナミルリイロハラナガハナアブ Xylota amamiensis Shiraki,1968

我家の庭に現れて、すぐに姿を消した。ナミルリイロハラナガハナアブ雌と思われる。
出現は4～9月。日本全土に分布。体長は10～11mm。
雌は黒色で青銅色の光沢がある。脚は黒色、前中脚の脛節以下は橙黄色、ただし脛節の中央の大部分と付節の先端2節は黒色、後脛節基部の1/3は橙黄色。全脚の被毛は白色であるが脛節以下の短毛は顕著。(新訂原色昆虫大図鑑より)

このハナアブも結構個性的な特徴があるなあと思ったが、X.latifronsや山地性のミヤマルリイロハラナガハナアブという類似種がいるという。捕まえて、実体顕微鏡で見ないと分からないらしい。
2009.5.3