カミキリムシ科のキクスイカミキリ 菊吸髪切虫 Phytoecia rufiventris
庭に植えてあるコンギクの葉裏に静止するカミキリを見つけた。体長は約8ミリ。
前胸背板中央の赤色紋が美しい。前肢腿節も赤い。
甲虫図鑑によると、4~7月、キク科のヨモギや菊類の若い茎を食べる。キク科植物の大害虫とある。
4月からの産卵期に成虫雌は、茎の先端から約10cm下あたりに2箇所のかみ傷を付け、傷と傷の間に産卵する。これにより傷から上部が萎れる。幼虫はキク科植物の茎の中で育つ。
腹側を覘いてみたら、赤褐色。
私が好きになった虫がまた害虫であった。
2009.5.4
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます