三日坊主

今年こそと誓った継続したい事も、半月もたつともう途絶えてしまった人もあるでしょうね。日記、ダイエット、禁煙など様々ですが、こうした飽きっぽい事を「三日坊主」と揶揄します。
この「三日坊主」は辞書によると「僧侶の修業が大変厳しくて三日もたたないうちにねを上げて俗界に戻ってしまう事」から生まれた言葉です。こうした事が余りにも我々のまわりに多い事から逆に「継続は力なり」という言葉が生まれたのでしょう。
それにしても3日というのは短すぎると思うのですが、それは「3」という数字が区切りを意味する使われ方が多いからでしょうね。「3日3晩」「石の上にも3年」や「3年目の浮気」なんて歌もありました。
人間に関わる数字として「3」は比重が高い様です。その他「三種の神器」「三角形」なども思い浮かびますが、放送界にとっては「1クール」が「3ヶ月」を意味する大切な数字です。レギュラー出演が決定すれば最低「1クール」が約束されるわけですから、嬉しい3ヶ月です。
「3」という数字は社会を創り出す数字とも言われます。兄弟3人いれば子供達だけで社会を形成し、独立したあとも社会への順応性が強いと言われます。
プラス思考の「3」という数字を大切にしたいですね。