正月、三ヶ日が過ぎての挨拶をしました。「どんなお正月でした?」「えぇ、寝たり起きたりの生活でした」こんな会話でした。ちょっとおかしいですね。朝寝や昼寝を楽しんだりする休日のことは「寝正月」と言います。つまり、寝たり起きたりとは病がいえず、少し元気が出たらすぐ寝こんでしまい、全快にはほど遠い状態をいうのです。こうした言葉の使い方の誤りはいろんなところにみられます。つまり言葉の衰弱が深く進行しているのでしょう。
一方で漢字の問題があります。電子メールが発達したせいか、漢字は読めても書けない病が進んでいます。漢字には一つ一つに成り立ちに意味があります。それが日本の文化なのに、それを放棄する傾向があるように思えるのです。また、自身で書いてこそイメージが伝わるのです。手紙を書くことの大切さはそこにあるのです。書いている間に差し出す相手のことを思い描くことで伝わるのです。
機器の進歩は素晴らしいものですが、固有の素晴らしさを否定してはならないのです。
一方で漢字の問題があります。電子メールが発達したせいか、漢字は読めても書けない病が進んでいます。漢字には一つ一つに成り立ちに意味があります。それが日本の文化なのに、それを放棄する傾向があるように思えるのです。また、自身で書いてこそイメージが伝わるのです。手紙を書くことの大切さはそこにあるのです。書いている間に差し出す相手のことを思い描くことで伝わるのです。
機器の進歩は素晴らしいものですが、固有の素晴らしさを否定してはならないのです。