フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

残念の第二

2011-11-21 15:25:10 | Weblog
私は昭和29年の杉下投手での日本一以来、完全優勝を夢見て、応援して来ました。1954年ですから、なんと57年ぶりの日本一を目指していたのですが(4年前の日本一は完全優勝ではなかったので)。
私が当時住んでいた名古屋の北区にある大曾根の六郷小学校前で日本一のパレードを見たのですが、子供心にも誇らしく思ったのを覚えています。その時の相手も九州の球団でした(西鉄ライオンズ)。これも因縁でしょう。
因縁といえば、当時の監督は人情派監督の天知俊一さんでした。優勝の胴上げの際には監督も選手もともに涙していたと伝えられています。その天知さんは、優勝の翌年には球団の副代表になったと聞いています。つまり落合監督と天知俊一さんは、優勝して監督の座をともに退いているのです。球界では本当に珍しいことが、ドラゴンズで起きているのです。
それはともかく、改めて今シリーズで1点の重さを知った気がします。サッカーのゴールのような感覚さえ芽生えました。ですから、野球中継の解説もバッテリー間の駆け引きや心理状態の解説が多かったので野球の深みが楽しめました。
もう今日の紙面で来シーズンの首脳陣が発表されましたが、今度の日本シリーズの大きな差の足の部分を磨くように指導をお願いします。

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