フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

若い頃の苦労

2017-06-27 23:53:23 | Weblog
子供の頃よく聞いた言葉に「若い頃の苦労は買ってでもしろ」がありました。しかし、ここ数十年聞いたことはありません。もはや死語になったのかもしれませんね。
学校は子供たちが集団生活を通して社会性を身に付ける場所でもありました。日本が豊かな国になった今、かつての学校制度が役割を終えて、今やその学校では希薄な人間関係の中で生きているような気がします。それがすぐにキレる現実に繋がっているのかもしれませんね。
さて、この状況を打破する方策としては、なんといっても親や学校だけでなくすべての大人が今、子供たちに正面から向き合うことが必要です。つい、子供の言葉の「うざったい」とか「説教くさい」に反応してしまい、口をつぐんでしまってはなりません。正面というのは言葉のあやですが、親子で本音を引き出す為には横座りで話をするのも一つの方法なのです。もちろん真正面で目をみながら話すのが一番よいのは当然です。

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