フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

トライアウト

2011-11-30 19:33:14 | Weblog
「絶対に諦めない」そんな共通した思いで参加するのがプロ野球の12球団の合同トライアウトです。先日も60人近い選手が参加して行われましたが、その結果はどうだったでしょう。
参加した顔ぶれを見るとかつてのタイトルホルダー始め、年齢も球歴も多彩でした。この「トライアウト」は英語でtryoutと書いてこんな意味があります。『スポーツ競技のチームに入団を希望する選手がチーム関係者の前で自己の能力をアピールし契約を目指す場のことを言います』。同じように自由契約になっても個別に球団と交渉出来る選手もいるわけですから、やはりトライアウトは悲壮感が漂います。
トライアウトでアウトになったとは洒落にもなりませんが何故アウトという言葉なんでしょうね。アウトには出て見るといった意味があるので挑戦の為に出て見るという意味なんでしょうね。つまり選手の側には、チームを選ぶ立場では無いのです。
こうしてみると、選手で大成しまっとうし、コーチ、監督と野球人生を歩く人は極、極少ないことがわかります。今年の新人でどれくらいの選手がこのトライアウトの記事に気がついたでしょう。

最新の画像もっと見る