フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

区切りの歳

2018-02-04 23:34:37 | Weblog
今年は色々なところで区切りの歳を迎えます。まずブラジル移民110周年、この秋には日本から演歌歌手を招いて周年記念のコンサートが行われるようです。次に今年は明治維新150周年です。幕末という時代の若者たちはどんな思いで時代を駈けずり回ったでしょうか。教科書から坂本竜馬の名を消す動きがあるのは皮肉なものです。
もうひとつ私事ですが、私のアナウンサー生活も満50年を迎えます。入社したころと現在の大きな違いは、放送局の番組へのリスナーのアプローチの仕方です。当時は、手紙か電話が主流です。手紙などはリクエストカードと言っていましたよ。電話リクエストという番組さえあり、廊下に用意した数多くの電話に女子大生のアルバイトがスタンバイしている姿は壮観でしたよ。
さてその手紙は丸文字と言われる流行の書き方でした。しかし、最近はメールがほとんどになりました。途中ファックスの時代もありましたね。メールとなると、残念なのは送り手の顔が見えないことですね。
この後、時代はどんな変化を見せるのでしょうか。