フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

節分

2018-02-03 23:22:22 | Weblog
今日はどこの家庭からも「鬼は外!」という声が聞こえてきます。とは言っても子どもさんがいる家庭でしょうがね。おとうさんは何色の鬼になったのでしょうか。大抵は「赤」か「青」というでしょう。しかし鬼の色は、5色あるのです。赤、青、黄、緑、 黒の5色です。人間の煩悩が五つに分けられるからだそうです。
例えば、赤は貪欲の煩悩の鬼です。さて「鬼は外」と叫ぶ場所は、家の中と外がつながっている全ての場所で行うと良いそうです。それが終わると撒いた「福豆」を自分の歳の数よりひとつ多く食べるのが良いそうです。私の場合はそんなに食べることは出来ませんが(笑)。
さて、鬼の格好ですが、鬼は角をはやし寅皮のパンツをはいています。何故でしょう。鬼に関わる言葉に、鬼門、裏鬼門があります。方角でいえば、北東と南西で、干支で方角を表すと丑寅です。鬼がいる場所の鬼門をあてはめて、牛の角と虎皮のパンツになります。このいわく因縁も中国から伝わりました。中国の都の北東と南西に強い敵があったのです。全てにつながりがありますよね。