フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

2017-12-17 23:46:23 | Weblog
発想を変える方法として「不」という字を使うという人がいました。「不安」を「安心」に「不便」を「便利」に「不満」を「満足」に替える工夫をするために常識を見つめ直すように心掛けているというものです。毎日をただ時が過ぎるのを黙って見ているだけではならないわけです。
さて発想を変えるために頭を使うわけですが、それには頭の中の右脳を使うことが大切だそうです。右脳は創造する脳ですし相手に思いやりが生まれるのも右脳です。右脳で相手のことを推し量って言葉や行動に出すことが必要で、高齢者はそうした知恵を若い人に伝えて欲しいです。我々は最近、どうも左脳ばかりを使う世の中になっている気がします。それが寂しいと思うのです。
左脳は普通に物事を捉える働きをするものです。それはそれとしてあまりに普通過ぎ、心の温かさを忘れている気がします。便利さに慣れるということは心を失うことではありません。歩きスマホを止めるだけで、周りが良く見えてきますよ。