フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

耳の大きな人

2017-12-15 23:44:51 | Weblog
タイトルの「耳の大きな人」というのは、聞き上手な人という意味です。過去の功を成し遂げた人というのは、周囲の人望や協力を多く得られる人です。こういうひとは、人にものを尋ねて聞き役なることを嫌がらない人です。そして上手な聞き役は人から好かれます。人に好かれれば、仕事に関して協力してくれる人、力を貸してくれる人が当然増えるのです。たとえばトップセールスマンは、喋ることよりも聞くことに徹している人のほうが圧倒的に多いのです。逆に話を聞くことが苦手な人は自分の世界に閉じこもりがちです。そして心まで閉じてしまいます。
私は常々、話上手は聞き上手て言っています。「聞いて、聞いて、聞いて、話す」ぐらいのタイミングで人に接するようにアドバイスしています。「ちょっと話を聞いてください」と頼られるならば貴方は最高の存在です。