フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

日本野球

2017-03-17 23:20:22 | Weblog
20世紀始めに活躍した大リーガーに、球聖タイカップがいます。アメリカで野球殿堂入り第1号、首位打者12回、打撃の全タイトルを制覇した大選手ですが、彼が書いた自伝に「盗塁と重盗、多彩なバント、流し打ち、守備陣のすき間を抜く単打という野球に戻るのを待っている」と書いています。誰かが思い浮かびますね。そうです。イチロー選手が実践していますよね。
とはいいながら、WBCの各国の戦いぶりは、こんな戦いとは別なところにあるような気がしませんか。やはりパワー野球が一番のようです。日本の野球は、他国のプレーぶりとは多少違った、スモールベースボールの味も含まれています。それだけに他国からみた侍日本のチームは奥が深いように見えるでしょう。そこに、筒香、中田、トリプルスリーの山田というホームランバッターがいるのですから、スモールだけではなくパワフルな野球も出来ます。
さて、不思議なのは、外国の投手は何故ボールが揺れるのでしょうね。