いやはや、忘れることが多くなりました。昔、何かの本で「忘れの名人」になれと読んだことがあります。現代人は忘却の効を知らない。あまりにも忘れること捨てることが下手だというものです。しかし下手というより自然に忘れているのですから、この言葉は全く当てはまりません。
当てはまらないといえば、フロイトの次の言葉も違うような気がします。「物を忘れるというのは潜在意識のうちに忘れたい気持ちがある(フロイト)」。潜在意識うんぬんよりも思い出せないのですから、フロイトどころではありませんね。人の名前はもちろん、ふと、何をするんだっけと自分の次の行為を思い出せないこともしばしばです。こうした場合、自分で思い出す努力をしないと忘れ病は治らないそうですね。これは老化現象というわけですが、余りに気にすると老化の進行を早めるようです。極端に言うと認知機能の低下はかえって不安感を取り除く作用もあります。ですから、慕われる年寄りになるためにも年とともに表れる変化を楽しめばいいのですよ。
当てはまらないといえば、フロイトの次の言葉も違うような気がします。「物を忘れるというのは潜在意識のうちに忘れたい気持ちがある(フロイト)」。潜在意識うんぬんよりも思い出せないのですから、フロイトどころではありませんね。人の名前はもちろん、ふと、何をするんだっけと自分の次の行為を思い出せないこともしばしばです。こうした場合、自分で思い出す努力をしないと忘れ病は治らないそうですね。これは老化現象というわけですが、余りに気にすると老化の進行を早めるようです。極端に言うと認知機能の低下はかえって不安感を取り除く作用もあります。ですから、慕われる年寄りになるためにも年とともに表れる変化を楽しめばいいのですよ。