フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

必然

2014-03-04 23:57:53 | Weblog
ソチ冬季オリンピックが終わってもスポーツのニュースは厚く報道されています。スポーツの季節が本格化しつつあるわけです。プロ野球もオープン戦に熱が入ってきました。ドラゴンズも谷繁監督が選手として監督として二刀流が始まりました。このように新戦力のお披露目も成されています。
さてスポーツに魔術やミラクルはありません。指導者にとって魔術を使って勝てたらこんな楽なことはない。もしミラクルだと見えたとしたら、それは小さな必然の積み重ねです。必然の一つとして指導者や監督の選手の掌握の仕方もあります。大抵の監督は選手の経験もあるわけですから、選手時代に感じた監督のありかたを実行にうつすことが多々あるでしょう。
かつてアメリカ大リーグ、ドジャースの名監督だったラソーダさんは「チームというのは手の中にいる小鳥と同じで、ぎゅっと強く握りしめてもいけないし緩めたら逃げていってしまう」と語っています。谷繁監督は数多くの監督の元で選手として戦ってきましたから、各監督の長所を必然としているでしょう。成果を期待します。